オーストラリアの高校などは、日本の姉妹校として提携している学校と、短期の交換留学などを活発に行っている学校もあります。そんな時、現地サイドで活躍するのが、すでに現地の学校で活動している日本語教師アシスタントです。
オーストラリアの学校生活
日本からの短期留学生
先週水曜日に13日間の予定で日本から短期留学生が来ていて、一緒にExcursionをさせてもらったりしました。Year7/8では日本のオモチャ(駒、お手玉、竹とんぼ、けん玉)のcompetitionを開催しました。普段のお勉強では活躍できない子がチャンピオンになったり、みんな良い表情をしていました。
Year9では日本のオモチャ大会に加え、手巻き寿司を作りました。
梅干しを食べさせてみた
Year10-12の授業では、梅干し入り(salted plum)おにぎりを作って持って行き、食べさせました。(日本の運動会について調べている子がいるため&日本へMission Tripへ行く生徒がいるため。)日本語のクラス
文法よりも、まず会話の「成功体験」が大切
Year9では一般の生徒がカタカナテストなどしている間、それを必要としないハイレベルな生徒と別室で会話練習をしています。質問のされ方に対する答え方を教えてしまえば、あとはボキャブラリーのみでYear10以上の会話もできるようになります。会話がスムーズにできるようになり、喜んでくれました。
例えば、
- Q.好きな色は何ですか?→A.好きな色は青です。
- Q.何色が好きですか?→A.赤色が好きです。
・・・など。
Year11での会話では、私の質問をよく聞くようにうながすとスムーズに受け答えができるようになりました。
(例「~ですか?」→「~です」、「だれと見ましたか?」「家族と見ました」など。)
反省点
赴任後1,2週目は、私の自己紹介をやりました。写真を見せると興味を持ってくれるのですが、学年に応じた内容がいまいちでした。あと、1レッスンの時間が短いため、どうしてもやり切ることができず、宿題になってしまうケースが多くあります。とは言え、導入を削ると基礎固めに不安が残るし、問題演習時には単語を自分で調べたり文法パターンを見ながら自分で解いてもらわないと身に付かないし、規則性に慣れるようなお手伝いを心掛けていますが、時間・葛藤との戦いです。
授業以外でのコミュニケーション
とにかくスマイル・キープと、わからないこと(校内のことや英語)は積極的に周囲に尋ねるようにしています。あと、特に気負わないようにしました。授業数がけっこう多いので、休憩時間まで気合を入れると、正直疲れてしまいます。比較的余裕のある日に会話をしたり、授業参観をさせてもらっています。生徒とは素のままに話したり笑ったり。試験を控えたYear12の生徒には「宿題しろー」とSNSで呼びかけています。
オーストラリアでのホームステイ生活
ホストマザーが日本語教師
ホストマザーが日本語教師で日本通なので、食事にはほとんど困りません。時々、私が料理をしたり、夜は次の日の授業の準備や、料理・掃除・食料品の買い出し・ニュース watchingを一緒にしています。学校でも月曜日以外はほとんど一緒の授業なので、少し一人の時間を作るようにしています。お互いのため。ただ、一緒にステイしているので、次の日の授業についてゆっくり話せるので良いです。
オートロックで締め出されてしまった
学校でのトラブルではないのですが、先日、家で洗濯物を干している時に、ドアのロックがかかってしまって締め出された時にはどうしようかと思いました。マザーは出かけていて2時間帰ってこないし、幸い、網戸だったので破れ目から、たまたまかけていたメガネのフレームを差し込んでロックを解除しました。この件のあと、スペアキーの隠し場所を教えてもらいました。英語力
ホストマザーと話す、ファミリーディナー等、ネイティブ同士の会話を聞く。ニュースを観る・・・などを心掛けています。あと、考えていることを口に出す努力をする。日本から持ってきた英語の問題集などを使って文法、語彙の勉強をする。マザーとの会話から新しい単語を得るようにしています。他教科の授業参観をさせてもらって、言い回しをメモしています。
#サウス・オーストラリアの学校で日本語教師アシスタント