日本と違って、オーストラリアの子どもたちはノリがいいのが特徴で、その特徴をいかして、授業で何か役を与えて、演じさせたりすると効果的です。
日本語の授業
ニュース番組を日本語でロールプレイング
日本語クラスの暗記のテストで、ニュースレポーターとスタジオ、海外レポーターの会話のロールプレイングをやりました。日本語の台詞を暗記して、レポーターやスタジオのキャスター、アナウンサー役になり切っていて、レベルが高い子にビックリしました。
「スタジオの〇〇さーん」とか「聞こえますか?」「オーストラリアの〇〇さん、どうぞ。」とか、その他アドリブまでたくさん飛び出しておもしろかったです。お天気、芸能スポーツ、事件・事故などトピックスを変えて、いろいろなバリエーションで展開させることができました。
ヒント:
イギリス派生の影響で、元々、オーストラリアの学校は演劇が盛んなのと、国民性というか、オーストラリアの子どもたちは、「恥ずかしい」とは思わずに、こういうことはノリノリで乗ってきてくれることが多いので、日本語の授業にも寸劇やロープレを取り入れるのは効果的です。
イギリス派生の影響で、元々、オーストラリアの学校は演劇が盛んなのと、国民性というか、オーストラリアの子どもたちは、「恥ずかしい」とは思わずに、こういうことはノリノリで乗ってきてくれることが多いので、日本語の授業にも寸劇やロープレを取り入れるのは効果的です。
その他効果的だった授業
- 日本語でのフルーツバスケットも楽しそうでした。何でもゲームにすると楽しそうです。
- 折り紙や習字、オーストラリアでのいつもと違う授業にすごく興味があるようです。
- 日常生活で使える日本語の授業で習った「今、何時ですか?」など簡単なものは、授業以外でも日本語で話しかけてくれます。
- ヒアリングディクテーション(Hearing Dictation)・・・週1回ですが、メインの日本語の授業に入る前に、私の日本語のスピーチが設けられています。子どもたちは聴き取れた日本語(の単語)から、私のスピーチ内容を考えてレポートします。すごく効果的です。
- 日本のお金・・・また、日本のお金について実物を見たり触ったりしながら勉強した時は、みんな興味深く聞いてました。特にお札を見せた時の子どもたちの反応はすごかったです。
学校の様子
最近は日本語だけでなく、Year1(1年生)の英語や算数、Year6,7の授業に行くのが楽しいです。近隣の学校にも教えることになって、そちらも楽しいです。
日本語の先生とは毎朝、当日の授業の予定を確認し合っていて、それが英語の勉強にもなっています。先生にキティーちゃんのボールペンをプレゼントしたら、子どもたちに自慢してました(笑)。
子どもたちにはご褒美に日本のシール(キャラクターものなど)や折り紙をプレゼントしています。特に手裏剣や鶴は人気があります。
子どもたちの話すスピードが速いので、「ゆっくり話して」とお願いしたら、ゆっくりわかるように話してくれます。こちらも名前をなるべく呼ぶように心掛けています。
ホームステイ生活
つい最近、ホームステイを移りました。
前のホストファミリーは双子の男の子で毎日スポーツしたり、折り紙したり、すごく楽しかったです。海で泳いだり、BBQ、パーティーなど盛りだくさんでした。
本当に素敵なファミリーで、日本よりもそのホストファミリーが恋しいです。
今のホストファミリーは3人家族で、前より静かに過ごしています。このファミリーもいい人たちで、すごくよくしてもらっています。ご飯もおいしいし、幸せです。
#オーストラリア・QLD州の海辺の小学校で日本語教師アシスタント