オーストラリア人日本語教師の教育論争

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日本語教育が盛んなオーストラリアの大きな学校では、オーストラリア人の日本語の先生が3名以上、在籍していることがあり、また、それぞれが独自の教育論を持っていて、時に、衝突することもあるようですが、そこはオージーなので意外とあっさり解決したりするようです。

オーストラリア人の日本語教師の教育論争に巻き込まれる

うちの学校はオーストラリア人の3人の日本語の先生がいるのですが、その先生達の教育論争に巻き込まれ、ちょっとした板挟みを味わいました。

論点は「日本語と日本を、生徒たちにどう教えるか」。

彼女たちはこのことで2対1で意見が分かれていて、私は一人で頑固に意志を貫いておられる先生の授業のアシスタントです。

でもホストマザーは二人側のうちの一人。

両者の意見はどちらも正しく、ただ、それぞれが偏っていただけだったので、4人で話し合いをし、私が意見を言うと、あっさり通りました(笑)。意外に簡単に解決しました。さすがオージー。

日本語のクラス

子どもの日を教えて、新聞を使って大きなサイズにカブトをみんなで作りました。楽しそうに取り組んでいました。
その後、そのカブトをかぶりながら、鯉のぼりを作り、教室に吊るしました。

こういうアクティビティを取り入れた授業にハズレは少ないです。

一方、あるクラスで毎時間、私が日本文化や日本について話をしないといけないのですが、一度、ただ情報を教えるといった感じでおこなったところ、その話題が生徒の興味をそそるものではなかったこともあり、彼らは無反応でした。毎回、彼らの好きな話題ばかりとはいかないので大変です。

実際の体験談とかは子どもたちはとても興味を持つので、自分がいかに日本に関して体験してるか、経験力が大切だと思いました。また、アクティビティや食べ物などバラエティを持たせないといけないな、と反省です。

学校で心掛けていること

学校のスタッフは、私に気をつかって"Hi!"と声を掛けてくれるので、その機会を逃さずに昨日の出来事やクラスであったことなどを名はして、挨拶だけのやりとりにならないようにしています。

子どもたちとは休み時間など、外を歩けば寄って来てくれるので、名前を覚えるように頑張っています。最近はクイズのように「私の名前覚えた?」とみんなに聞かれます。

ホームステイ生活

問題なく生活できています。ホストマザーは派遣校の日本語の先生です。このホストファミリーは子供がすでに独立していらっしゃるので、今は両親と私の3人です。二人とも忙しく働いているので、それぞれ自分の時間を持ちながらも食事や夕食後はそろって団らんしています。

英語の学習

毎日、英語を聞き流すだけです。家に帰ってもい家族はずっと一緒にいるので、寝るまで会話です。
特に文法のテキストで勉強する時間は取れてません。ただ、その日、スタッフや家族に日本の事について尋ねられたりしてあまり知らずにうまく説明ができなかったことは、授業教案を作るついでに調べてノートに正しい英語で書くようにしています。それが自然と英語の勉強になっているようです。

#オーストラリア・VIC州内陸部の学校で日本語教師アシスタント


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