運動会の違い(日本とオーストラリア)

オーストラリア 異文化 教案 着物浴衣

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オーストラリアの運動会の違い

運動会の違いから、移民国家ならではの多民族が集うオーストラリア学校ならではの違いなど、様々な「違い」を日本語教師アシスタントは経験するようです。

オーストラリアの学校生活

日本とオーストラリアの運動会の違い

(授業があったので)一部しか見ることができませんでしたが、オーストラリアの運動会を見て、日本のそれと大きく違うな、と感じました。

日本では見て、して、楽しい競技や種目が多く、競争で優劣が決まるような種目が減ってきているのに対して、オーストラリアではそういった種目ばかりで、運動会というよりはむしろ、体力検査といった感じでした。

でも種目は別として、ハウス(チーム)ごとの応援合戦は気合が入っていて、すごくおもしろかったです。

授業以外のコミュニケーション

スマイルと挨拶を大切にしています。あとは、そっけないスタッフがいても「気にしないこと」。来るもの拒まず、去るもの追わず、くらいの気持ちで。

スケジュールの都合上、週に1度しか子どもたちと昼休みを過ごすことができません。

その時には授業以外の生徒とも接することができるので、その時間を大切にしています。

日本語の授業

開くとひな壇が飛び出す雛人形づくり

ひな祭りの時に、浴衣を着て学校に行きました。人形たちが着ている着物とともに、日本の伝統衣装を見せる良い機会だと思ったので。

オーストラリアの子どもたちにとって、浴衣と着物の違いを見た目で判断するのは、なかなか難しいようでしたが、結った髪だったり、帯や下駄など、実際に見て楽しんでくれているようだったので、着て行ってよかったです。

また、その時に、飛び出すカードみたいに、開くとひな壇が出てくる雛人形を、生徒一人ひとりに作ってもらう授業をしました。

子どもたちは それをすごく喜んで作っていました。そのワークシートが、QLDのLOTEセンターのホームページのどこかに載ると思います。日本語授業の素材として。

ロールプレイの導入は効果的

今年から日本語を習い始めた6年生が、今までに習った内容(挨拶、名前、誕生日、年齢など)を使ってペアでするロールプレイをしました。初対面の設定で、お互いに質問をして、答えるという単純なロールプレイですが、ほとんどの生徒が上手にできていました。

学習の中でロールプレイをうまく取り入れると、内容の定着にもなるし、すごく効果的だと思いました。

叱り方

叱って教室の後ろに立たせたり、クラスから出して日本語の先生の方のクラスに行かせたりした生徒が、何で怒られたのか分かっていなかったり、分かっていても嘘をつきます。

そのことを知ってからは、立たせたり、追い出し(?)たりする時に、必ず理由を問いただしたり、なぜ怒られているのかを理解させてから、そうするようになりました。

他の先生に聞かれた時に、だまりこんだり、言い訳ではなくて、みんなが知っているにも関わらず平気で嘘をついていた生徒がいて、それには呆れました。なぜ嘘をついたのか尋ねると、「トラブルになるのが嫌だったから。」とのこと。それが余計にトラブルを招くのですが・・・。

歴史問題

トラブルではありませんが、少し私の中で戸惑ったことが一度ありました。中国での反日運動が話題になったとき、あるクラスの中国人の生徒から、「そういうのが起こってるって本当?」と聞かれました。その子はただ単純に聞いてきただけではありますが、オーストラリアではいろいろなバックグラウンドを持った生徒が多くいて、こういうような国際問題だったり、民族間の問題に対して、どう対応すればいいのか?と感じました。

日本の学校ではななかなありえない状況に少し戸惑いました。そういう問題やニュースにも少し敏感になりました。

オーストラリアのホームステイ生活

特に何の問題もなく仲良くやっています。

昼間から飲酒するオーストラリア人

ホストファミリーのおじいちゃんがお酒好きで、よく休みの日の昼間からお酒を飲んだりしています。休みでも昼からお酒を飲んだりするのは、オーストラリアならではだなぁと思いました。スーツを着たビジネスマンもオーストラリアでは昼間からビール飲んでいますね。

イースター明けから2週間くらい(4月)、ニュージーランドを一人旅してきます。

#オーストラリア・QLD州の学校で日本語教師アシスタント

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