生徒の性格を利用すれば日本語授業は楽になる

オーストラリア 異文化

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楽に日本語教育する方法

オーストラリアは移民の国で多文化国家なので、日本語教師アシスタントも、日本語の授業をするときや、生徒と接する時は、それぞれの生徒の宗教的なバックグラウンドに配慮する必要があります。

例えば、誕生日といえば「祝うもの」というのが一般的な価値観ですが、生徒の中には宗教的な理由で、誕生日は祝えない子どももいます。

また、日本語教師アシスタントも活動期間が長くなるほど、生徒一人ひとりの性格を把握するようになるので、その性格を利用して、楽に授業展開できる人も出てきます。

日本語のクラス

Term3(第三学期)が始まりました。まだ始まったばかりでこれといってありませんが、これからまたゲームなどを取り入れた日本語の授業をやっていこうと思っています。

日本語クラスは日本語の挨拶で始める

日本語の挨拶がクラスに定着しつつあって嬉しいです。子どもはとても「耳」がよくて、私の発音を正確に言えます。私も彼らを見習いたいです。

ワークシートをなるべく作るようにしています。復習にもなるし、生徒がいつでも見て確認できるのがいいなと思って。 でも早くワークシートを渡してしまうと、シートばかり見て、私のほうを見てくれません・・・。

生徒はひらがな、カタカナが全部は書けない、読めないので、「ローマ字で書いて」と言っても、ローマ字も馴染みがないので危いです。

コツ・・・生徒の性格を利用する

円滑に・・・というか、授業をスムーズに進めるには「生徒の性格を知る!」そしてその「性格を利用する!」が一番だと思います。

例えば、しゃべりだすと止まらない子 + しっかりした子 を組み合わせたり、女の子を一人入れると意外とすんなり進みます。

そして授業では一人ひとり名前を呼ぶように心がけています。

宗教的に誕生日は祝わない(祝えない)子どももいる

トラブルではないのですが、以前に生徒(A子)に誕生日を尋ねられて答えたら、「先生(私)の誕生日はA子と同じだよ。」と教えてもらって、私はすごく嬉しかったのですが、日本語の先生から、「その子(A子)の家庭は、バックグラウンド(宗教上の理由)で誕生日は祝わない(祝えない)のよ。」と教えてもらいました。クリスマスなどもすべて祝わないそうです。

「うーん、ショック」というか、何も考えずに喜んだ自分が恥ずかしい・・・。何気ない一言で、生徒を傷つけたりするかもしれないので、教えてもらって感謝しています。

(移民の国・多文化の社会は)なかなか難しいですね。私もよく仏教について聞かれます。

早寝早起きな家庭が多いオーストラリアのホームステイ生活

ホストファミリーの家族構成は、母(派遣校の先生)、長女(結婚されて一緒には住んでいません)、次女(18歳)、三女(14歳)、長男(8歳)です。

みんな優しくていい人たちなんですが、食事のときぐらいしか全員がそろわなくて、それぞれ部屋に分かれて過ごしているので、コミュニケーションが大変です。

前のホストとはずっと(ほぼ)一緒にいたので、一層、そう感じてしまうのかもしれません。

これから気長に接していこうと思います。

ホリデー中に、ホストシスター(18歳&14歳)とドライブや買い物に一緒に行って楽しかったです。みんないい子です。

このステイ先は、22時半にはみんな就寝していて、家の中が静かなので、夜は本を読んだり、英語の復習をしています。

#オーストラリア・サウスオーストラリア州の学校で日本語教師アシスタント

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