オーストラリアの学校でも地震や津波などの自然災害に関する授業をおこなっているところは多いです。但し、オーストラリア人にとっては、実感はあまりないので、地震大国日本から来た日本語教師アシスタントの腕の見せ所です。
地震や災害に関する授業
災害に関するロールプレイング
高学年生が災害について習った後、津波や火山のことなどを自分で調べ、ニュースキャスターになりきって発表する、という授業をやっていました。衣装を持ってきたり、スクリーンを使って本物のように発表したり、生徒一人一人の個性が出ていました。
地震に関する外国人目線のパンフ作り
そこで日本語のクラスでは、高学年の子どもたちに、日本の地震について教えました。まず避難訓練をした後に、日本の大震災のビデオクリップを見せて、地震が起きたらどうするか?を皆で話し合いながら教えました。
「日本に来た外国人旅行者に地震について何を知らせないといけないか」について、生徒一人ひとりパンフレットを作りました。とても興味を持って授業に参加してくれました。
津波の実験
この時期、高学年は災害全般について習っていたので、津波についても関連させて教えました。その後に、本当に簡単な津波を起こす実験(木と水を使って)をしました。一部ふざけていた生徒もいましたが、他の生徒は真剣に取り組んでいました。
磯辺焼き
その他、日本語クラスでは、Japanese Cooking をしました。最初は長野名物おやき と餅を作る予定でしたが、時間がなく、結局、磯辺焼きだけを作ることになり、私としては残念でした。2日間にわたり全11クラスそれぞれのクラスごとに作りました。予想していた通り忙しく、教室は大変な状態になりましたが、みんな餅つきを楽しんでいました。しかし、磯辺焼きを好きな生徒な半数くらいでした・・・。
学校行事
学校でディスコパーティー
学校主催のディスコパーティーが放課後にありました。小学生なのにみんなダンスができ、思い思いに自由に踊っていて、リズム感の良さや表現力など、すばらしかったです。メルボルン動物園
5,6年生らとメルボルン動物園に行ってきました。この動物園は世界でも4番目に古く、由緒正しい動物園だそうで、園内は公園のように広く、すべて見るにはかなり時間が必要でした。オーストラリアの動物はもちろんのこと、世界各国の動物も見ることができ、生徒と一緒に楽しみました。中でも、ミーアキャットはかわいかったです。
学校で心掛けていること
生徒をどう静かにさせるか、いつも苦戦しています。スタッフとは何かと忙しくてあまり話す機会がないので、教育実習生たちとの会話を最近は楽しんでいます。
また、数人の生徒たちは、日本語教室に遊びに来てくれるので、生徒たちと積極的に話すようにしています。
ホームステイ生活
週1でBBQ
新しいホームステイ先に移り、早1ヶ月以上が過ぎました。とてもいい家庭ではありますが、以前のホームステイ先と、かなり生活習慣等が違うので、たまに戸惑っています。もっと会話する機会を自分から持ちたいと思います。
このホストファミリーは週に1回は、近所の人達とバーベキューをするので、近所の人達と仲良くなれ、たくさん話ができています。
競馬で学校や会社が休みになるオーストラリア
先日はメルボルンカップのため学校は休みだったので、近所の人主催の競馬パーティーにホストファミリーが連れて行ってくれました。料理をたくさん食べ、競馬中継を見て一日中楽しみました。競馬のために学校や会社が休みになることに驚きました。
以前のホストファミリーとも今でも連絡を取り合っていて、たまに遊びに行きます。最近は生徒のお母さん数人と、以前のホストマザーと一緒に、フィリップ島に滞在してきました。ゆっくりと散歩し、ペリカンの餌付けを見て、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
英語
- 毎日新聞を読む
- 英語の日記をつける
- 毎日ホストファミリーとの会話を楽しむ
- 友人とできるだけ会って話をする
ヒント:
みんな現地にいるとそう感じるのですが、実は確実に英語力は伸びているものです。特に非ネイティブの人と話したときなどに、自分の英語力の伸びを感じるはずです。例えば、日本から視察に来た先生や、短期交換留学生らの通訳をした時などに意外と自分の英語力が伸びていることを実感するはずです。
#オーストラリア・VIC州メルボルン郊外の小学校で日本語教師アシスタント