人より牛馬羊と会う方が多いNZ生活

ニュージーランド 書道

t f B! P L

いろいろな意味で、日本とまったく違う世界が海外で日本語教師アシスタントを待ち受けています。

日本語のクラス

クールでイケメン男子も折り紙

授業の空き時間や残り時間に日本語担当の先生が急に、「折り紙ー!」と言って、折り紙の本と折り紙を机の上に置いて、「やりたい人はどうぞ!」的な感じで・・・そうしたら、女の子だけでなく、男の子、それもクールでかっこいい子たちが、折り紙をやり始めて驚きました。

書道の効果

書道をした時、いつも騒がしい生徒たちが真剣に取り組んでいて、「日本」「愛」「友」「日本語は楽しい」など、意味や書き順を日本語担当の先生や私に尋ねながら楽しくやっていたのがとても印象的でした。

ニュージーランドで花見

こちらは今、春で10-11月は桜が満開ということもあり、これまた突然、日本語担当の先生が、「花見を紹介して!」と私にオーダーしたので、生徒に紹介してみましたが、しらけてしまいました。

ニュージーランドの子どもたちは少しでも知らない言葉が出てくると、すぐ興味を失うし、クラスによってもだいぶ雰囲気が違うので、日本語担当の先生に、(その日やることを)もっと事前に十分尋ねて打ち合わせしておくべきだったと思いました。

学校生活

生徒たちとはなるべくクラス内で話をするようにしています。自ら質問してきたり、校内で会うと声を掛けてくれたり、嬉しいです。

でもスタッフとはいまいち・・・。時々日本語担当の先生とスタッフルームで話したり、他のスタッフの方が話しかけてくれますが(私の英語力のせいで)理解するのが精一杯。でもキープするように努力はしています。

とりあえず「悲しい日本人」にならないように校内でもスタッフルームでも笑顔で挨拶だけでもするようにしています。

当たり外れがあるホームステイ生活

ホストマザーとKiwiの女性と中国人留学生の4人で暮らしていますが、ホストマザーは最悪です。

ホストマザーはすごく古い考えの人で、おまけに感情の起伏が激しいので困ります。規制が多く、何もできません。
この4週間、「No ワイン、No バーベキュー、No アクティビティ」です。「NZ Family」とはかなり程遠いです。

学校ではトラブルはありませんが、ホームステイでは問題だらけ。

ホストマザーは何かあるとすぐ私のせいにし、私の意見を聞かず、決めつけてばかり。
昨日は中国人留学生が学校の図書館で借りてきたビデオが気に入らなかったらしく、夜、テレビとビデオのケーブルを取られ、隠されました。
それも、そのビデオは中国人が借りてきたものなのに、私のベッドにそれを放り投げているし・・・付き合っていられません。

幸い同居のKiwiの女性がナイスな人で、何でも私に話してくれ、私の話も聞いてくれて、楽しい人なのでなんとかやっていますが、そろそろ我慢の限界です。来月はホームステイを移動する予定です。

英語と日々の生活

ホストファミリー先でホストマザーがいない時などはテレビを観ています。理解できなくても見続けています。

学校では留学生の英語のクラス(ESOL)で一緒に少しずつ勉強しています。といっても、ほとんど彼らと雑談しているだけ・・・といったところですが。

私の住んでいる街はとても小さく、学校が終わって毎日これといってする事がありません。
週2回、留学生たちとエアロビに行くか、散歩しています。

たぶん人と会うよりも、牛や馬、羊と会うほうが多いです。

また、週末もこれといって何もありません。

学校のほうは時々、「私はこの学校に必要なの?」と考えることもありますが、生徒と話したり、慣れてきてからは楽しいです。

ただ、ここの子どもたちは集中力に欠けるので、どのように彼らの興味を引き起こして持続させるか、が今の課題です。


#ニュージーランド・南島・クライストチャーチ近郊の学校で日本語教師アシスタント

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