クセ字は苦労する日本語教師

ニュージーランド ひらがな

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日本語教師の癖字

日本語を習い始めた外国人は、日本語の文字は、テキスト(チャート)に掲載されているものと形が少しでも違うと、理解できません。日本人の日本語教師が、クセ字で板書すると、生徒は理解できないので、現地人の日本語教師によって、訂正させられることがあります。

ニュージーランドの学校生活

活動初日

まず日本語教師アシスタント活動初日に学校に初登校して驚いたことは、もう一人、日本人のアシスタント教師がいた、ということです。

ちょっと安心したというか、拍子抜けしたというか・・・。その方に誘われて、学校の活動ではないのですが、日本文化紹介のイベントのお手伝いに参加させてもらいました。

お餅を売るのを手伝ったのですが、けっこう人気が高かったです。そのお餅購入者の中には日本人もいましたが・・・。

でも楽しく過ごすことができ、とてもいい経験になりました。

職員室

話すのが速くて聞き取れなかったりで、なかなか先生たちの話題に入っていけないので、また、何て話しかけたらいいのかも分からないので、この前は、逆に話しかけてもらおうと、スキーの雑誌を読んでいたら、話しかけてもらい、その話で盛り上がることができました。

また、中国人の先生とは、日本との漢字の使い方の違いで盛り上がったり、日本に長期滞在していた先生(大学講師やラグビーの選手など)が何人かいらっしゃるので、日本の話をしています。

日本語のクラス

あくまでアシスタントとして授業をしているので、これといって自分で授業をしているわけではないのですが、ビンゴゲームはかなり盛り上がります。

また、日本独特のもの(下駄など)を実物で示すと興味があるようで、みんな履きたがります。

一度、浴衣を着て授業に臨んだら、みんなビックリしていました。

くせ字は禁止な日本語教師

効果が無かった授業というのは特にありませんが、現在のところ、平仮名を教えたり簡単な文を作らせたり、という生徒にとっては、あまり面白くないと思われる授業でも、比較的真面目に子どもたちは取り組んでいます。(悪ガキも中にはいます。)

ただ、たまにホワイトボードに平仮名を書いていると、(自分の癖字を)ニュージーランド人の日本語教師に直されます。 ふだん自分で使い慣れている文字を、ノンネイティブの人に直されて、ちょっと恥ずかしくなります。

例え平仮名でも、教室に貼ってある「ひらがな・チャート」にちらちら目をやりながら慎重に板書するように心がけています。
→関連記事:ひらがなは少し違うと外国人はわからない

一人で授業させられることも・・・

トラブルというほどのことではありませんが、ニュージーランド人の日本語の先生は忙しいため、教室に来なかったり、この前は子どもが病気で午前中は学校に来なかった時もありました。

それらは仕方のないことなので、それに関してどうこう言うことはありませんが、そのぽっかり空いた穴を埋めるのに、とても苦労します。

なんせ準備もできませんし、英語は片言ですし・・・。

でもこの前、そういう場面がYear8のクラスでありました。

非常に騒がしかったので、「やっこだこ」の塗り絵をやらせたら、静かになりました。

ニュージーランドのホームステイ生活

ホストファミリーは、お父さんがKIWI(ニュージーランド人)、お母さんがフィリピン出身と、あと派遣校に通う一人息子の3人家族です。

私も一人っ子のせいか、すごく馴染みやすい気がします。

非常によくしてもらっています。

電話やEメール、シャワーも好きな時に勝手に使っていいと言ってもらっています。もちろん、使う前には一言断るようにはしています。

食事もお母さんがアジア出身のせいか、アジア系の料理も多く、まったく問題ありません。

英語について

とにかく周囲のすべてが英語の教材です。授業中、分からなかった単語や言い回しなどをメモしておいて、帰ってから英英辞典で調べてノートに書いては、何度も見て覚えるようにしています。

安いCDプレーヤーを購入したので、日本から持ってきた英語音声学のCDで勉強しようと思います。

すでに2ヵ月後のホリデー中のエアチケット(航空券)を早く取らないとなくなるよ、と周囲に脅されて?取りました。来週末もスキーに行ってきます。

ウィンタースポーツ好きにはたまらない季節です。

#ニュージーランド・北島中央部の学校で日本語教師アシスタント

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