折り紙と手作り人生ゲームで日本語レッスン

カナダ 日本食

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カナダの学校の様子

ここ(カナダ)は雪が解け始めた(まだまだ雪は残っているし、雪も降ることがありますが・・・)ので、みんな昼休みは外に出て遊んでいます。

私もそれにまぎれて生徒たちといっしょに遊んでいます。

遊びは万国共通なのでしょうか?!私が小学校の頃にしていた遊びとまったく同じようなことをカナダの子どもたちもしているので、遊ぶことには苦労はありません。

遊びながら子どもたちと会話して、子どもたちとは仲良くなるばかりです・・・が、学校のスタッフとは努力はしているものの、なかなか時間がないので、十分にはコミュニケーションができていないのが現状です。

クッキー作り

幼稚園のクラスでクッキーを焼きました。型(形)はハートと×と〇です。自分たちの分と先生たちの分、毎週1回アクティビティを一緒にするGrade7と8の生徒の分を作りました。

園児のほぼ全員からカードをもらいました。その他に授業をしている子どもたちにもたくさんカードをもらいました。

私も先生と園児、教えているクラスの生徒に折り紙でカードを作って渡しました。

折り紙はハートを折りました。それをカードに見立てて、B5サイズのピンクの用紙に貼って、日本語でメッセージを描きました。

四角い折り紙がハート形になるのを見て、「Cool!」と連呼している子がたくさんいました。

上の学年には、折り紙のハートでは簡単すぎると思い、長方形の紙を使ってハートを折ってみました(昔、手紙とかで折ったやつです)。こちらも紙に日本語でメッセージと書きました。

いつも折り紙を使っているので、長方形から何ができるのか、子どもたちは楽しそうでした。

日本文化紹介・日本語のクラス

折り紙を使って人生ゲーム

Gr6で折り紙3枚を使って三角形のクスダマを作りました。ちょうど6面になるので、「変形サイコロ」と称して、数字を書き込みました。
授業の時間が15分ほど余ったので、それを使って日本語メインで「人生ゲーム」をしました。

教室の4つの角と中心部に2つ、机で島を作り、その島1つずつに「金持ち」「貧乏」「アーティスト」などと書いた紙(日本語と英語で書きました)を伏せた状態にして置きます。

もちろん、生徒はどこの島がどんな人生になっているのかは知りません。全員が折り紙で作ったサイコロを一斉に振り、それぞれの島に行き、その後、みんなで紙を1枚ずつ表にしていく・・・という感じです。

即席で考えた割には、なかなかの盛り上がりでした。

時間があったら、人生設計なんかも細かく書いたらおもしろかったなぁ、と思いました。

ロケット作り

別の学年には折り紙、ストロー、凧糸を使って「ロケット」を作りました。月を画用紙で作って、その月に向かってロケットが飛んでいくような仕組みにしました。
以前、ロケット発射の失敗があったせいか、「僕のは月に着陸したよ!!」と真剣に喜んでいる子もいました。

月はそれぞれに四角い画用紙を与えたので、満月や三日月、半月とそれぞれでクレーターを描く子や、顔を描く子と、個性がみられて私自身も楽しかったです。

英語

学校のESLにはあいかわらず、毎回欠かさず通っています。

ESLの先生が、暇な日曜日には私の勉強に付き合ってくれたり、一緒に日本食を作ったりしているので、なんだかんだと、先生とコンタクトを取って、この恵まれた環境をいかして英語の勉強に励んでいます。

あと、TOEICのテキストを購入しました。6月にTOEICを受ける予定です。わからないことがあったら、ESLの先生やホストファザーに尋ねて確認するようにしています。

先日、4日間休みがあったので、アメリカ・ニューヨークへ行ってきました。税関では前後にメキシカンらしき人が並んでいたので、日本人の私は、多少質問されたものの、彼らよりはすんなりと通過できました。


#カナダ・オンタリオ州北西部の学校で日本語教師アシスタント

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