日本語で色を教える方法も、本当にいろいろありますが、特に海外では、(日本人よりも飽きやすい傾向があるので)まずは楽しませながら覚えてもらう工夫が必要となってきます。
日本と違う卒業式
卒業式がありました。(カナダの年度は9月始まり~6月が年度末。)午前中に卒業生が着るガウンを並べたりする手伝いをして、夜に式が始まりました。私も他の先生方と同じようにガウンを着て、ステージの「先生ゾーン」に座って、良い気分で式を堪能しました。カナダのは、日本の卒業式とは全く違い、面白かったです。効果があった日本語のクラス
トリッキーなゲームで色を覚えてもらう
日本語(漢字)の色を教えるためのゲームをしました。少しトリッキーです。
まず上図のようなカードを無数に作って、私が「黒い白」「白い黒」「青い赤」「青い黄」「茶色い白」・・・などと読み上げて、カルタのように取り合うゲームです。盛り上がりました。
- はじめは「青い青」とか「白い白」「桃色の桃」とか、そのまんまの色のカードでウォーミングアップさせ、
- 少しずつトリッキーなカードを混ぜていき、徐々に難易度を上げていく
とよいかもしれません。色と文字の組み合わせを変えれば、何十枚もカードが作れます。
時間(時刻)を覚えてもらう
時間の言い方を教える授業の時に、紙で時計を作って(針が自由に動かせるもの)、私が(日本語で)言ったり、黒板にひらがなで書いた時刻に、その針を合わせる、というゲームをやりました。みんな興味を持ってくれて、盛り上がりました。
失敗したことは
授業内容の失敗ということでもありませんが、ゲームのご褒美に何か日本的なものをあげようと思い、手軽に手に入る「おかき」を用意したのですが、あまり人気がなくて残念でした。
コミュニケーションを円滑にするには
- 相手の名前を覚え、名前で呼ぶ
- 常に笑顔
- 元気でいること
ホームステイ生活
とても良い雰囲気のホストファミリーです。先日、ホストマザーの兄弟の家があるバンクーバー島に連れて行ってもらいました。法事に参加したり、乗馬したり・・・と新しい経験をたくさんさせてもらいました。また、夕食後にホストファザーとシスターが国際問題について討論し始め、"普通の"カナダ人の率直な意見が聞けて、本当に興味深かったです。
英語力の向上
学期間の休みを利用して、7月上旬からの8週間、語学学校に通います。少しでも上のレベルのクラスに入りたいので、本を読んだり、図書館で勉強したりしています。先日行ったロッキー旅行のガイドもすべて英語だったので、少しはリスニングの勉強になったかな!?あと、TOEICの勉強もしています。
#カナダ・BC州バンクーバー南部のセカンダリーで日本語教師アシスタント