海外で英語で教える日本語教師体験談

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オーストラリアの小学校で、英語を使って日本語を教えたり、日本文化紹介をおこなった2人の日本語教師アシスタントの体験談です。

子どもたちが私の先生でした【体験談1】

オーストラリアの田舎町にて

私が日本語教師アシスタントとして派遣された学校は、オーストラリアのブリスベンから内陸に向かってバスで6時間ほど入った、天然の温泉で有名な町にありました。町の総人口は約1万人、静かで落ち着いた田舎町です。

中規模な小学校で英語で日本語を教える

私は、生徒数500人の、オーストラリアでは中規模な小学校で1学期間(約3ヶ月)、日本語と日本文化を紹介する機会を持ちました。

私は3年生から6年生まで各クラス週1回という時間割で担当しましたが、授業の空き時間には1,2年生、そして幼稚園のクラスでも教えさせていただきました。

すべての学年の生徒たちにも共通することですが、みんな好奇心旺盛で、日本語や日本文化を学ぶことに対して、とても積極的です。

そんな生徒たちに囲まれて、教えることはまったく初心者である私も、日を増すごとに教壇に立つことを楽しめるようになっていきました。

授業は主にOHPなどを使って、基本会話の練習をした後、ゲームで応用し、折り紙、歌を中心とした文化紹介をしました。

時には日本料理をみんなで作ったりして楽しみました。

1学期間の活動を振り返って

1学期間、毎日とても充実した日々を過ごしました。今、改めて振り返ってみて心からそう感じます。

あの屈託のない笑顔で話しかけてきた生徒たちのことが、まず思い出されます。

彼らは別の意味で、私の先生でした。

近い将来、彼らに会いに、きっとまたこの小さな町を訪れるでしょう。

#オーストラリア・NSW州の小学校で日本語教師アシスタント(この後、QLD州の小学校へ移動して活動)

海外に住み「日本を教え、英語を学ぶ」夢を実現した【体験談2】

好きな英語と海外への憧れ

私は幼い頃から1つだけ夢を持っていました。それは「海外に住んでみたい」という夢でした。そんな夢がいつも心の隅にありました。

私は大学を卒業後、子ども英会話の講師を経て、公立小学校の教師をしていました。

そんなある日、日本語教師アシスタント派遣プログラムの広告が、私を惹き付けました。その時、私は「日本を教え、英語を学ぶ」という私の理想とする内容に感激し、即日参加を決めました。

世界で一番幸せな時間

さて、私が日本語教師アシスタントとして通っている小学校は、オーストラリア・シドニーの市内から電車で約1時間の、緑が豊富で空気のおいしい環境の中にあります。学校への行き帰りの車の中でも美しい景色を楽しんでいます。

そんな小学校に通うようになって2ヶ月が経ちました。あっという間の2ヶ月でした。

高学年を中心に日本語を教えていますが、全クラスをまわって日本を紹介しています。

私は今の生活が楽しくて仕方ありません。シャワーを浴びていても、テレビのコマーシャルの間でも、日曜日でも、暇さえあれば(暇でなくても)、いつも「次の授業は何をしようか?」とか、「どうしたら日本語を楽しく身につけてもらえるか?」とか、私の頭の中は授業のことでいっぱいです。

でもそれは、とても幸せな時間です。

好きなことがオールインワン

私は、「英語」「子ども」「教えること」が本当に大好きです。

このすべてが今、私の手の中にあり、私は世界で一番幸せだと感謝感激しています。

最後になりましたが、私は派遣校の小学校の教頭先生のお宅にホームステイさせていただいています。素晴らしいファミリーで、とても良くしていただいており、とにかく私の今の生活のすべての時間、環境が最高で、信じられないほどです。

体験記というより、私の幸せ自慢のようになってしまいましたが、私の周りの方々に感謝の気持ちを忘れずに、今後も私のできる限りの最善を尽くしたいと思っています。

#オーストラリア・NSW州の小学校で日本語教師アシスタント(6ヶ月間)

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