そのため、イギリスで日本語教師アシスタントをやる場合は、自分で 日本文化を紹介したり、日本語を教える機会を作っていかなければなりません。
イギリスでの1週間の日課表
以下は、イギリスのHethersettで活動中の日本語教師アシスタントが教えてくれた、1週間のスケジュールです。月曜日
午前-maths(year6)、PE(体育:year4)、art(year5)午後-Senior Science(year3)、maths(year3)
放課後-バドミントン(senior)
火曜日
午前-maths(year4)、music(year4,5)、art(year5)午後-PE(体育:year5)
水曜日
午前-history、music(year7,8,9)昼休み-バドミントン(junior)
午後-オフ
木曜日
午前-history、music(year7,8,9)午後-off(図書館で英語の勉強、読書など)
放課後-Jazz dance(Junior)
金曜日
午前-maths(year5)、maths(year3)、history(year4)午後-junior design&technology(year3)、show&tell(year3)
土曜日
午前-フリータイム午後-outing with boarders(寮生と出かける)
日曜日
午前-church午後-activity with boarders(寮生とのアクティビティ)
上記スケジュールの解説
日本に関する活動は自己開拓
私の学校では正規の日本語の授業というのはありませんが、他の科目の枠の中で、よく日本文化紹介のようなコーナーを与えてもらってます。
年末年始にかけて日本のクリスマス、お正月、映画『SAYURI』についてよく聞かれました。みんな日本に興味があるようです。
お箸やコンペイトウを配ったら、とても喜ばれました。
先生方は何かイベントがあるたびに誘ってくださいます。音楽や美術の時間は(私は大人なので)生徒よ上手にできて当たり前なのに、よく生徒たちにほめられます。古い学校ですが、校舎は建て直したばかりでとてもきれいで見た目に反して設備が充実しています。
この日本語教師アシスタントは、バドミントンが得意なので、バドミントンクラブを通じて交流をはかっていらっしゃいます。
日本語の授業がなくても積極的に授業に関わっていくことで、いろいろな展開ができるのがイギリスの日本語教師アシスタントの特徴です。
寮生活
同じ寮に滞在している生徒さんともすっかり仲良くなって、週末は一緒に遊びに出かけているようです。ちなみに寮の滞在費・食費は無料なので、物価が高いイギリスにおいて、比較的経済的に生活することはできます。
寮の食事は、寮生に出されているものと同じものですが、その寮の食事が自分に合うかどうか(つまりイギリスの一般的な食事が日本人に合うかどうか)は、個人差があります。日本語教師アシスタントの中には、とりあえず何でもお醤油をかけておけば食べられる(おいしくなる/和風になる)ということを発見して、お醤油で味覚の壁を打破した人もいます。