ニュージーランドのホリデー1ヶ月半の過ごし方

ニュージーランド

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ニュージーランドの小中高校は12月中旬から1月末までクリスマスホリデー(サマーホリデー)で長いお休みとなります。日本語教師アシスタントも長期休暇となり、個人またはホストファミリーらと旅行に出かける人が多いです。

北島・南島と、2つの島からなるニュージーランドでは、日本と同じく小さな国でありながらも、海や山と、大自然が織成す観光資源に恵まれ、さまざまな見所があります。

夏にはマリンスポーツ、冬にはスキーとアクティビティーも充実しており、自分の目的に合わせて楽しむことができます。

小さな国であればこそ、移動も簡単であり、短い期間であっても効率よく旅行することができます。

北島に住んでいる人は南島へ。南島に住んでいる人は北島へ・・・という旅行が一般的なようです。

そんなニュージーランドで活動している、ある日本語教師アシスタントのサマーホリデー1ヶ月半の体験談です。

タウランガ・ベイ

ここニュージーランドでの夏休みは12月中旬から1月下旬までの1ヶ月半あります。私はここで過ごすホリデーも、もう最後だったので、まだ経験したことのない物に挑戦してみようと思っていました。

クリスマスの一大イベントを終えて、12月29日から新年1月6日まで、タウランガ・ベイという北島のベイ・オブ・アイランドにあるビーチへ、ホストファミリーと彼らの親戚と一緒に行ってきました。

ホストファミリーはクリスマス後の休暇を家族で集まり、ビーチでキャンプするということを数年前から恒例にしているそうで、9月頃から既に計画を始めていました。

ニュージーランドに来る前に、長期休暇はホストファミリーが旅行に出る場合が多いので、自分たち自身で旅行を計画するように言われていましたが、基本的に一人での旅が苦手な私はどうしようかと迷っていました。

ホストファミリーが私を誘ってくれたので、まだ会ったことがない彼らの家族と数日間過ごすことに少し不安もありましたが、一緒に行くことに決めました。

実際にビーチで9日間、夜はテントで寝て、日中は海で泳いだり、貝を集めたり、釣りをしたり、子供たちとゲームをしたりしているとあっという間に過ぎてしまい、もっと長くいられたら・・・とさえ思いました。

ニュージーランドの海の色の美しさに感動し、野生のイルカ達が私たちが見えるところまで泳いできたときにはとても驚きました。

Cape Reinga(ケープ・レインガ)

大晦日には一日中雨が降っていて、何もすることがなく、テントの中でずっと過ごすぐらいだったら帰ったほうがいいのではないかと話すぐらいでしたが、元旦から徐々に天気が良くなり、Cape Reinga(ケープ・レインガ・・・ニュージーランド最北端の地)へのバスツアーに参加しました。

期待していた眺めは深い霧のため見れませんでしたが、灯台の前で写真を撮り、東京まで8831kmとかかれているサインを見て、日本までそんなに遠くない気がしました。

オークランドに帰ってきてからホストファミリーがスパ・プール(温泉プール)に連れて行ってくれました。

お世話になるホストファミリーによっても異なりますが、前もってどんなことがしたいとか、どんな物をニュージーランドで見たいかを話していれば、彼らがそこへ行くときにスケジュールが合えば、一緒に連れていってもらえるという特典があります。

ホースワゴントリップ(幌馬車の旅)

1月23日~29日はクライストチャーチ(南島)に下りて、そこからネルソンへ北上するホースワゴントリップに学校で知り合ったスタッフと彼女の友達とで参加しました。

幌馬車での旅は日本ではまずできないだろうと思い、誘われたときにすぐに行くことを決めました。

天気は旅の半分が雨で、しかも標高1000mの山、谷を馬車で進むので、とても寒くて大変でしたが、天気の良い日には馬車を運転したり、馬の世話をしたり、馬車から下りて歩いてみたりと、大自然を満喫しました。ある朝起きてテントから出ると、山頂に雪が見えたときには驚きました。

6日間かけてネルソンに着いたときには疲れと同時に達成感がありました。

ツアーをうまく組み合わせること

私の場合、ホストファミリーや友人のおかげでホリデーを充実した楽しいものにすることができたので、ラッキーだったと思います。

もし自分でニュージーランドを横断したいというようなら、前もって入念な計画が必要になると思います。

また、ツアーに参加するのもひとつの方法だと思います。

何を見たくて何をしたいのががはっきりしているなら、それを提供しているツアーに参加したほうが、車を借りて知らない町に行って迷う心配はないでしょう。

このホリデーは海、そして山で過ごしましたが、ニュージーランドの大自然の美しさにとても感動。そして、そこに住む人々のやさしさや思いやりにも触れることができました。

自分の好きなスタイルで旅をすることができる国、ニュージーランドでの私のホリデーは、大切な忘れられない思い出となりました。

#ニュージーランド・北島・オークランド近郊の学校で日本語教師アシスタント

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