甘さ(味覚)に鈍感になる海外生活

ニュージーランド 日本食

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先生たちのストライキなど、海外の学校生活では、日本ではなかなか経験できないようなことがふつうに起こります。また、長く生活していると、自分の味覚も変わってくるようです。

学校でのできごと

先日、学校に行くと、校舎の前の大きな木が2本カットされてました。見晴らしが悪いからだそうです。でも最初の頃、その木を目印に校舎を探していたので、ショックでした。I miss tree・・・

日本人を「おもてなし」

私が活動している学校に、日本の文科省派遣の先生たちがいらっしゃいました。その前日に、突然、副校長に「案内して」と頼まれて焦りました・・・関心を持つ視点が違うので「?」のところも多々ありました・・・

先生のストライキ

先生たちのストライキのために1日休みだったり、シニアクラスが休み、次の週は1日ジュニアクラスが休み・・・など結構、強行にやっているようで・・・まだまだ断続的にストは続くそうです。

日本語のクラス

学年末ということで、今月はYear11~13はすべて試験勉強。特にYear13は漢字とエッセイ中心。エッセイの添削をしていますが、やはり助詞が難しいようです。丸暗記してもらうしかない・・・かな。漢字を覚えるのはほんと大変そう・・・だけどみんな偉い。

Year11~12には助詞と形容詞のまとめと練習問題を作って渡しました。事前に日本語の先生に添削してもらいました。単純な英語なはずなのに、結構ミスもあった・・・とりあえずは解答率は良かったのが良かったです。

Year9は挨拶。生徒の間をできるだけまわって一人ずつ声をかけると、とても一生懸命取り組んでくれます。1対1で話すのはとても効果があります。

Year10で漫画のセリフを日本語で考える授業で、"Guess what?"などナマの言い回しを聞かれて答えられませんでした・・・

今月はストで授業も少なく、あっという間に過ぎてしまいました。

マオリ語で日本語をやるクラスの子たちの名前がなかなか言えない。週1回のせいもあるが、覚えられない。「私の名前知ってる?」と言われると辛いです。

Year9の子供たちはNoisyだけどNaughtyな子でも話しかけると熱心にやってくれるのでとても嬉しいです。

職員室やクラス以外での交流

スタッフルームでは相変わらず二言三言が精一杯・・・でも一部の先生とはよく話します。

ランチタイムと木曜日の夕方テニスができるようになり、別の先生とも話せるようになりました。

学校の先生たちのタッチラグビーの試合を観に行きました。面白かったんですが、「来週はあなたも出るんだよ。」と言われてしまいました。

生徒にプレゼントをもらいました。マオリのクジラの骨のペンダントと、はっぴです。

ホームステイ生活

いつかはあると思ってましたが・・・ホストファミリーが出かける際、家のセキュリティのアラームをOFFにし忘れていて、その時に私が入ってしまい、すごい音が鳴りました。今月2回も。一度目は日中でしたが誰も来ませんでした。二度目は夜8時過ぎだったので、隣の人が来てくれましたが・・・はたしてこのアラーム、効果はあるのでしょうか?

先日、ホストマザーの大叔父さんが亡くなって、マオリのお葬式に参列しました。貴重な体験でした。

交通事故

トラブルといえば、交通事故に遭いました。まったく信じられない・・・相手が一方的に悪いのに・・・全く嫌になります。かなりダメージを受けました。やはり「外国人」はつけこまれるんですね。

今月はストやいろいろなことがあり、とても短かったです。生徒も先生も落ち着かない感じです。もちろん私も。

春は気温の変化が激しく風邪をひいてしまいました。日本ではひいたことなかったのに・・・。

春休みに旅した中ではクライストチャーチが一番気に入りました。それにしても南島は日本人が多いですね。日本食を堪能しました。やはり日本人の味覚は繊細だ・・・しかしNZに暮らしていると、どんどん「甘さ」に対して鈍感になっていくのが怖いです。すでに日本のチョコレートは甘いと思えない・・・

#ニュージーランド・北島・ロトルア近郊の学校で日本語教師アシスタント

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