日本食や日本文化は、海外の「大人たち」にはある程度、認知度はありますが、海外の「子どもたち」にとっては、初めてのことも多いです。そんな初めて日本食や日本文化に触れる海外の子どもたちには、ちょっとした工夫で、「苦手な」日本食を食べてもらうことができます。
学校での出来事
ディスコもあるオーストラリアの学校キャンプ
Year3と4のキャンプに参加しました。枯れ木で家を作ったり、石や葉っぱでブッシュアートをしたり、クリエイティブで楽しかったです。ナイトブッシュウォークは、いかにもオーストラリアだな、と思いました。
夜、ディスコの時間があったのも驚きでした。日本では考えられません。
日本語のクラス
定番の折り紙
Year1で折り紙をして、「いぬ」と「ねこ」という言葉を教えました。翌日、ちゃんと覚えているか確認して、(壁に書いて貼っておいたので当然といえば当然ですが)ほぼ全員言えたので、全員にご褒美として和紙っぽい折り紙をあげました。みんなとても喜んで、自分で紙飛行機を作ったり、教えた犬や猫を作って持って帰ったりしていました。初めて日本語と日本文化に触れる
Term2(第二学期)の終わりに、担任の先生のはからいで、Year2で少人数グループ4つと、クラス全体に、日本語と日本文化紹介の時間を持たせてもらいました。彼らはまったく日本語を習ったこともないし、日本文化に触れたことも無かったので、お茶、トントン相撲、着物の女の子のしおり作り、箸の使い方など、ゲームやアクティビティをして楽しんでもらいました。
「マズイ」抹茶を飲んでもらう方法
やはりオーストラリアの子どもたちにとって、抹茶は不味いみたいですね。でも砂糖を加えたら飲んでくれました。そのグループでお茶をやった時、担任の先生がいなかったので、生徒たちがややnaughtyでした。「もしsillyなふるまいを続けるんだったら、ここから出ていって教室に戻りなさい!」ときっぱり言ったら、おとなしくなりました。毅然とした態度はやはり重要ですね。
コミュニケーションの心得
子どもにはひたすら「ほめる」を心がけています。例えば、持ってきたオモチャが cool だとか、髪型がかわいい、など。学校のスタッフには、遠慮しないでなんでも言う(悪いことではなく、とにかく話す、という意味)を心がけています。あと、積極的に行動するように努めています。
ホームステイ生活
学校の生徒さん宅にホームステイ
ホリデーの終わりから4週間、生徒さんのお宅にホームステイしました。涙が出るくらい、良い人たちで、明るくにぎやかで、毎日楽しくて仕方ないです。
子どもたちともよく遊ぶし、ホストマザーもよく話してくれます。
前のステイ先は会話のない家だったので、このお宅ではホストマザーと娘さん(2歳)と一緒にベリーダンスを習っています。体の固い私には難しいです。
学校の先生宅にもホームステイ
そしてこの生徒さんのお宅にずっとステイする予定でしたが、学校の先生に頼まれて、5週間、先生宅に再びステイすることになりました。お互い慣れたせいか、以前よりずっと良好な雰囲気です。
先生はとても忙しい人なので、よく家で一人でポツーンとしています。でもいい機会だと思って、英語の勉強のつもりで、本を読んだり、テレビを観たりして、気持ちを切り替えるようにしています。以前はこの孤独感が嫌でしたが・・・。
生徒さん宅のホストファミリーも、すごく気にかけてくれて、私が一人で退屈することがないように、いろいろと声をかけて遊びに連れていってくれたり、電話をくれたりします。
英語の勉強
英語については、相変わらずしょうもない本(ラブサスペンスノベル)ばかり読んでいますが、なるべくあまり難しくなく、口語体の本を読むようにしています。「ブリジット・ジョーンズの日記2」など。そしてとにかくホストファミリーと会話をすることを英語の勉強として心がけています。
#オーストラリア・NSW州の小学校で日本語教師アシスタント