普通の海外留学とは違う日本語教師アシスタントとして、360度完全な異文化の中に身を置くことで、「自分」への適度な接し方を発見する人もいます。
Feast Day(ニュージーランドの学校行事)
Feast Dayという文化祭のようなものが学校でありました。先生たちはコスプレをして、舞台でダンスをするのが伝統で、私は日本語の先生と浴衣を着ました。生徒たちはすごく盛り上がっていて、女子校パワーを感じました。日本の男じゃとてもかなわん・・・って感じでした。
日本語のクラス
てるてるぼうずとオルガンが受けた
テルテル坊主を作って見せたら、「かわい~っ」と好評でした。日本は「6月が梅雨」と言ったら、「じゃぁ9月は?」「2月は?」「5月は?」・・・と、果てしなく質問されました。オルガンや椅子の折り紙も好評でした。みんなオルガンの鍵盤を丁寧に書いてくれていました。
授業終了間際の「圧」がスゴイ
授業終了5分前を切る頃から、文化紹介などを始めても生徒は誰も聞いてなくて、寂しさを感じます。「先生、hurry up!」っと・・・(生徒からの積極性に)日本との違いをヒシヒシと感じました。
学校では授業時間以外は、最近はまた引きこもっていたので、図書館行って、生徒たちとまた話そうと思います。
ホームステイ生活
だんだん慣れてきました。ホリデーから帰ったら、また違った感じになるのかな、と思います。もっとホストファミリーと打ち解けていきたいです。私は「引きこもる」癖があるので、少しずつ変わっていきたいです。一人で考え事したり、本読んだりするのが好きなのですが、たまには弾けます。
最近は編み物を始めました。父のマフラーです。
自分の英語について思うこと
英語がスラスラ出てくる時と、出てこない時というのは、その時の気分によると気づきました。テンション低い時はまったくしゃべれないし、逆にテンション高い時は驚くほどペラペラ出てきたりするし、日本語でも同じですもんね。自分を追い詰めないようにしています。意外と大切です。
海外生活の中で「自分」を発見
これまで学校もステイ先も、何もかも「頑張らなくちゃ!」と気張り過ぎて自分を苦しめていました。今はいろいろアドバイスをもらったり、考えたりした中で、「頑張り過ぎない」ことを決めました。そうしたらとてつもなく楽になりました。
その方が楽しめると思います。修行に来てるわけではないんだから・・・。
日本語教師アシスタントで活動するみなさんに伝えたいことがあります。それは前述の通り、「頑張り過ぎないようにしよう」ということです。
私はすごく真面目(?)なので、まるで自分が先生になったかのように考えたり、英語以外は目にも耳にも入らないようにしようとしたり、すごく頑張っていました。
でもそれとは反比例して英語がしゃべれなくなってきて、学校での日本語教師アシスタント活動もうまくいかなくて、ホームステイ先でも・・・という感じで、「どうしてこんなに頑張ってるのにー!!!」と焦って焦って、悲しくて・・・。
でもそんな時、(日本の実家の)母に「楽しむために行ったのに、どうしてそんな辛い思いをしているの?自分が楽しいって思うことだけやればいいじゃない?」と言われて気づきました。
それからは、先生に言われたことすべてを引き受けないで、できる範囲でやるようにして、たまには日本語しゃべって日本の本も読んで、ホームステイ先でも無理しないようにしました。
そうしたら楽になってきて、英語も上達してきたと思うし、心に余裕ができました。
だから思いました。ここニュージーランドに来てから学校に日本語教師アシスタントとして通っているだけでもすごいことなんだから、もっと自分に優しくしてあげよう、焦らなくても大丈夫。マイペースに行こう!自分に優しくない時は他人にも優しくできないよー!自分大好き!かわいい!という感じで行きましょう!.....という感じの今日この頃です。
#ニュージーランド・北島南部の学校で日本語教師アシスタント