海外、特に欧米圏の学校と日本の学校教育の大きな違いは、よく言われているように、
- 褒めて伸ばす(長所を伸ばす)
- 自由(個人の尊重)
カナダの学校生活
カナダと日本の学校で違う点
日本の小学校とは多くの違いがあることには驚きました。全校集会などでもとても自由な感じがして、また普段も「自由」が尊重されていて、ときどき無計画?とも思ってしまいますが、伸び伸びとしているところがとても良いです。良いところを褒めて伸ばす
良い行いをした児童には、「スーパースチューデント・カード」なるものを渡します。2週間に1回行われる全校集会で、そのカードをたくさん集めることができた子どもに、ご褒美(文房具)を贈ります。カードはすべての先生が持っていて、気が付いた時にすぐに手渡しします。私もなるべく多くの子どもに配れるように、子どもたちの良い所をたくさん探したいです。日本語の授業
日本の「福笑い」とカナダの「ドンキー」
「福笑い」は効果がありました。カナダの「ドンキー」とかいう名前の、ロバの尻尾を目隠しして描くというゲームに似ているそうで、子どもたちも福笑いに親しみも感じてくれたようです。完成後はそれぞれの作品を糊付けしたものを教室の壁に貼りました。私が受け持ったクラスは、日本語を学んだことがまったくないので、教え方に苦労しています。固いスケジュールではないので、毎日「挨拶」や「名前の言い方」などから始めています。効果的な教授法を模索中です。
あと、授業の締めをもう少しどうにかできないものかと考えています。この学校ではチャイムは何回も鳴らないので、締めが必要になります。
郡上踊り
11月中旬の全校集会で行う「郡上踊り」の練習をしています。Grade4,5ですが、子どもたちからも意見が出ます。ビニール(ゴミ袋)で簡単な浴衣を作る予定です。目立ちたがりの子が多いので、スムーズに進んでいます。カナダでの英語生活について
私は英語があまり上手に話せるわけではないので、とりあえず挨拶をしっかりすることと、英語をうまく話せないと伝えた上で、少しずつ話すようにしています。スタッフとのコミュニケーションは、はっきり言って、まだまだ何言ってるか理解できないことが多いです。しかし、なるべく話している人の目を見て、「聞いている」という姿勢を示すのは大切だと思います。
毎日、学校で会話・クラスなどでの場面で、気になった単語やフレーズを家でチェックして、ノートに書き留めています。言い方でわからないのがあれば、少しずつ質問して繰り返し確認できるように、メモをとっています。
最近は英語の勉強はさぼり君ではありますが、学校で子どもがリーディングで使用する読み物を借りて、毎日の宿題にしています。質問に答える形式なので、単語を少しずつ覚えたり、読み物に慣れるのに適しています。
カナダでのホームステイ生活
ホストファミリーのみなさん(父母、息子さん1人)はとてもフレンドリーで優しく、アクティブなので、これから先もとても楽しみにしています。静かな住宅街にあり、キャンプ(トレイラーもあります)にも連れていってくれるそうです。ホームステイ生活も2ヶ月が経つと、最初の頃よりホストの言っていることも理解できるようになってきてるため、何気ない内容の話で盛り上がったり、ホストの親戚と会ったり・・・楽しく過ごしています。
台湾人の同居人と休日に出かけることが多く、お互い少しぎこちない英語で会話しています。
ハロウィンのキャンディーの食べ過ぎを除いては、特にトラブルなく過ごしています。
#カナダ・BC州バンクーバー南東部の学校で日本語教師アシスタント