オーストラリアの日本語教師アシスタントの派遣校(活動する学校)は、オーストラリア全土にありますが、中でも人口が多いNSW州、VIC州、QLD州に多くあります。
各地に派遣された日本語教師アシスタントは、日本人のワーキングホリデーでラウンドしている人や、留学で来ている人がほとんどいかないような、まわりに日本人がいない環境で、日本語を教えたり、日本文化を紹介したりする活動に勤しんでいます。
冬は北へ、夏は南へ
広大な国土を持つオーストラリアでは、場所により気候も異なり、一つの国にいながらにして、さまざまな体験ができるのが魅力の一つです。オーストラリアが夏の時期には、南に位置する都市(シドニー・メルボルン・パース等)がベスト・シーズンとなり、青い海と緑溢れる大地に囲まれた美しい季節の中、オーストラリアらしい夏を体験できます。
逆に冬の時期には、オーストラリア北部の熱帯地域が乾季となり、旅行には最適の時期となります。
ホリデーの季節に合わせて、日本語教師アシスタントは北や南に旅行に出かけて、オーストラリア生活を満喫しています。
日本語教師アシスタントを3ヶ月経験して
オーストラリアにやってきて、この学校に日本語教師アシスタントとして派遣されて3ヶ月が経ちました。感想としては、まあ、こんなものかなと(笑)。一生懸命やってます。日本語のクラスでは、基本的には日本語の先生によってカリキュラムが組まれていますので、先生の指示に従ってデモンストレーションをしています。あくまでアシスタントという形です。これまでのところ、私一人で授業を受け持つ、ということはありません。
私の派遣校は大きい学校なので、自分が授業を受け持っているクラスの生徒は覚えましたけど、他のクラスの生徒はまだよくわからないです。きっと私のこと「誰?」とか思われてるんじゃないのかな、と思います(笑)。
日本語担当の先生が、私のことを「せんせい」って呼びなさい、と生徒に言ってくださっています。日本では先生だからという理由で。だから「せんせい」と子どもたちからは呼ばれているのですが、私的には嫌なので、放課後は名前で呼んでもらうようにしています。
ホームステイ生活
ホームページは今のホストファミリーが2軒目になります。すごくよくしてもらっています。なんか気を遣ってもらって悪いなって感じるくらいに。でも、前のホームステイで子供と少し仲が悪くなっちゃったので、今はそれが少し心残りです。クリスマス・ホリデーの過ごし方
クリスマスとニューイヤーは、ホームステイの家族と一緒に、ポート・スティーブンスの別荘で過ごしました。もう、海とかすごくキレイでひたすら感動していました。今後の課題
英語!とにかく英語力です。先生や生徒と話しをしていても、もっといろんなことが伝えたいのに口に出せなくてもどかしいことが多いです。でも参加当時と比べれば上達しているのでは?とは思えます。日本語の先生にも褒められることはあります。確かに相手が言っていることはわかるようになりましたけど・・・。でもせっかくこうやってオーストラリアにいるんですから、ペラペラになって帰りたいです。もっともっと勉強しなくちゃダメですね。
あっという間に3ヶ月がたち、まだ何かしたという実感はまったくありません。だから、残りの派遣期間の、限られた時間の中で、何かこれを身に付けた!っていうものを探したいです。
とりあえず英語をもっと上達させたい。そしてホリデーを利用して、オーストラリアのいろんな場所に出かけ、今、ここでしか経験できないことをたくさん経験してみたいと思っています。
#オーストラリア・NSW州シドニー北部の学校で日本語教師アシスタント