NZならではの学校の式典

ニュージーランド 書道

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Prize Givingやマオリのアクティビティ体験、スコットランドの伝統を祝う日・・・など、ニュージーランドならではの学校のイベントに、日本語教師アシスタントも自然と参加します。

ニュージーランドならではの学校のイベント


Prize Giving

市民ホールで Prize Giving (優等生表彰式)がありました。放課後にわざわざ催すというだけでも結構、驚きだったのに、夜19:30から22:00までと、その遅さと長さにも驚きました。

Head girl(主席)が発表されると、生徒たちは涙を流しながらものすごい歓声で祝福していて、その光景にちょっと感動してしまいました。

シャンパン・ブレックファスト

Year13の最後の日にはシャンパン・ブレックファストがあり、Y13の生徒は輪になって校庭で歌を歌いながら、制服のシャツにメッセージを書き合っていました。
中には酔っ払っている生徒もいて、これにはちょっとびっくりでした。しかも朝っぱらから。後で聞いたところ、(私は毎年恒例なのかと思ってしまいましたが)これは前代未聞とのことでした。

スクールトリップ

Year9のスクールトリップでは、マライへ一緒に行ってきました。1日マオリのアクティビティが体験でき、ポイを作って踊ったり、草の葉の工芸を教えてもらったり、とても楽しかったです。

このアクティビティは2日間設けられていて、もう1日は学校でテントの設営の仕方とかのキャンプの訓練?をするというプログラムでした。ニュージーランドっぽいですね。

このスクールトリップでは、これまであまり話したことのないスタッフとも話せたりして良かったです。

スコティッシュな日

Saint Andrew's Day (セントアンドリュースデー・・・スコットランドの伝統)には、ティータイムで祝いました。
どこから呼んできたのか、バグパイプを吹く(学校スタッフではない)おじさんやスコティッシュテリアがスタッフルームにいたりして、驚きました。
このイベントは今年からなのだそうですが、みんなタータンチェックのものを身に付け、歌を歌ったりし、スコティッシュのスタッフが伝統の踊りを披露したりして、盛り上がりました。

日本語のクラス


書道

今月は学年末ということもあり、試験対策が中心でしたが、試験のないYear12と試験が終了したYear10では書道をしました。

何を書くか決める時に、生徒がリクエストしてくるのは「愛」「友情」「希望」というようなのが多かったのですが、こちらから思いつく言葉をいろいろ書いて、英語の説明を添えたのは好評でした。

Year10では特に今回が初めてということもあり、かなり盛り上がりました。

最初はミスプリントなどのコピー紙の裏などで練習して、それから半紙へ清書する、という手順だったのですが、みんないちいち「もう半紙へ書いてもいいかなぁ?」と聞いてきたり、私が書いたものを「自分が書いた」とか言いながらみんなに見せたりとかしてて、かわいかったです。

教材作成

授業を休んだり、遅れている生徒のために、「ひらがな自習用ビデオ&テキスト」なるものを日本語の先生と一緒に作成中です。
先生はビデオを撮る前に口紅を塗り直したりしていてかわいかったです。私もあまりにもみずぼらしい服だったので「もっとドレスアップしてくるべきだった」とか「もっと痩せなくちゃ」とか、2人して収録したものを見ながら、教材の内容と全く関係ない部分でごちゃごちゃ言い合ったりして、完成が楽しみです。

日本語を学んだ子どもたち

生徒に中に、日本語をすごく使いたがる子がいるのですが、その子が「急いで!」と「なんちゃって」(死語・・・笑)を気に入ってしまい、連発するのでかなり笑えました。

生徒とはせっかく馴染んだのに、もはやシニアは授業が終了してしまい、とても寂しいです。

生徒が寄せ書きとプレゼントをくれたのですが、授業の最終日でもなんでもない日に突然渡されたので、最初は私への贈り物だという状況がわからず、情けなかったです。

NZのホームステイ生活

年頃のホストブラザーが、やっと私の名前で呼んでくれるようになりました。

それから家に定期的に来ているハウスクリーナーの女性と初めて会ったのですが、彼女がフレンドリーでとてもおもしろい人でした。
「今日は寒いよねー」とか言ってきながら、思いっきりTシャツと短パンだし、掃除してるのにあまり綺麗になっていなかったり。

こちらでは自分達で家を建てたりとか、何でも自分達でやってしまう国民柄なのに、掃除はハウスクリーナーを頼んでしてもらうのが一般的なスタイルのようで、なんだか変な気がします。

あと、クリスマスツリーのデコレーションの仕方の講習会?みたいなものにホストマザーとその友達と行きました。こういうことに対する力の入れ方は半端ないな、と感じつつも、楽しかったです。でもおばちゃんばかりでしたが・・・。

なぜこんなにもあっという間に時が過ぎていくのか、ものすごく不思議です。あっという間にシニアの授業が終了してしまいました。
それにしてもこの国に春や夏はあるのでしょうか。今日も当地は本当に冬のように寒く、どうなっているんだ?という感じです。


#ニュージーランド・北島・ウェリントン郊外の学校で日本語教師アシスタント


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