ニュージーランドで家(マイホーム)を買った

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ニュージーランドでマイホーム購入

日本語教師アシスタントの中には、現地で家を購入するなどして、本格的に腰を落ち着ける人もいます。家を買ったりすると「腰掛け外国人(お客様)」から「その国の一員」になったかのように、自分も周囲も意識が変わってくるようです。

NZで家を買ってからの変化


こちらで家を買い、今月から移り住みました。快適に過ごしています。

House-Warming Partyなるものを何人かの先生と生徒を招待して開きました。

気のせいかもしれませんが、家を買って住み着くと、町の人たちの反応が変わったような気がします。小さな町なのでうわさが回っているのかもしれません。

これまで単なる「通りすがりの日本人」だったのが、「住民」へと昇格したような気がします。
魚屋に行っても、「このホタテは刺身で食えるよ。」などと教えてくれたりします。
カヤックをしたら、その後ガイドに「オレの家に来い。」と言われて食事をご馳走になったりしました。

ただ、たまにまったく知らない人から挨拶されたりすることがあるのですが、そんな時はどうすればいいのか戸惑います。どこかで会っているのかもしれませんが・・・

家を買うときに弁護士や保険屋と話す機会があったので、けっこう英語の勉強になりました。

特に弁護士とは契約書の内容や手続きについて話さなければならなかったので、面白かったです。
私の担当の弁護士は親切というか、まじめというか、(ニュージーランドの弁護士は皆そうなのかもしれませんが)一条一条契約書の内容を説明した後、
理解できましたか?それではちゃんと理解できたかどうか、自分の言葉で(もちろん英語で)説明してみてください。
とか、
それではあなたのしなければならないことは何ですか?
とか言うので本当に英語の勉強になりました。

学校の様子


学年末は試験づくし


今月は高校生は最後の週が学年末試験で、12月に統一試験(NCEA)を控えているので、高校生の授業は、試験の「傾向と対策」でほとんど予備校と化していました。
毎時間過去問題や今度試験に出そうな所を特訓しました。今年から試験範囲から「Culture」の項目が無くなって、「Writing」が増えたそうです。

学年末の試験では、リスニングの試験の音声が無かったので、日本語教師と2人で掛け合いでやりました。リスニングは3回読むので、TOEICやTOEFLのListeningよりも簡単なような気がします。

ただ、中には非常にトリッキーな問題があって、日本語が完璧にわかっていても、答えは間違えるというような問題もありました。個人的にはこのような問題は日本語のテストではないと感じますので、止めてほしいと思います。

試験の採点も手伝いましたが、記述問題が多いので採点は結構、大変でした。

また、来月早々に帰国する日本人の交換留学生のためのお別れ会がありました。

姉妹都市


この町と日本の京都の町が姉妹都市の調印式があり、その様子を校長先生がスタッフミーティングで説明していました。京都の土産物はしばらくの間、スタッフルームに飾ってありました。校長先生の旦那さん(も先生ですが)、「ばんざい(万歳)」を覚えてきたようで、あちこちで「Banzai!」を連発していました。ちゃんと意味が分かっているのかは不明です・・・笑。

NZから日本への修学旅行


日本へ修学旅行から帰ってきた生徒らが持ち帰ったビデオを全員に見せました。ビデオを見る限りでは、みんな日本の生活をエンジョイしてきたようです。
来年は3ヶ月の交換留学に行きたいと言っている生徒もいます。
日本への旅行は、日本語をやる良いモチベーションになっているようです。

コンピュータの授業では、今学期からはインターネットです。さすがにインターネットはみんな好きなようで、善因、パソコンの前で飽きることなくやっていました。
最初はフリーメールに登録してメールをやりました。日本人の生徒はHelloとかHow are you?ぐらいですが、こちらの生徒はタイピングが速いので、すごく長いメールを打っていました。
私も学校から新しいメールアドレスをいただきましたので、これなら学校にいる時もドウドウとメールが見られます。ただし、英語以外は文字化けしてしまうようです。

年末年始の長いホリデー


今学期は学年末ということもあり、6週間しか学校がなくて非常に短い学期でした。
日本語教師アシスタントを半年で終えて帰国する方は短すぎると思います。
私はこの長い夏休み(12月中旬~1月末)はニュージーランドの南島とオーストラリアに行こうと思っていますが、それ以外はマイホームにいるつもりです。
私がアシスタント教師をやっている学校の日本人留学生たちは、日本食が恋しくなると、時々家に食べに来ます。

アシスタント教師同期の中に、日本語の先生がいたと思いますが、ニュージーランドに腰を落ち着けて、教師をしてみるのもよいと思います。日本での教師免許があれば、ニュージーランドで書き換えられるそうです(英語の先生でも構わないかもしれません)。
こちらの学校や先生たちは、そういう先生を欲しがっています。


#ニュージーランド・北島・中東部の学校で日本語教師アシスタント

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