日本語の授業は、授業の始まりと終わりを簡単なゲームやクイズ形式にルーティーン化すると、授業にリズムも出て楽になります。
オーストラリアの学校生活・学校行事
キャンプでアボリジニーを学ぶ
先日、School Camp(スクール・キャンプ)に参加しました。今学期は Aboriginal People(アボリジニー)の文化・音楽などを学校で勉強していて、このキャンプでゲストとして招いて勉強しました。良い経験になりました。
誕生日で数字の成果
その日、Cycle1担当だったのですが、校長先生がCycl2&3の生徒を集めてくれていて、サプライズでバースデーソングを歌ってくれて・・・しかもこの学校バージョン。本当に最高の1日でした。いつも子どもたちは両手を使って日本語で数字をカウントするのに、校長先生が「彼女はいくつになったの?」と尋ねたら、子どもたちはすかさず「にじゅういち(21)!」と大声で答えていて、恥ずかしいやら嬉しいやら・・・。
彼らが日本語を覚えてくれるなら、私の年齢もネタにされてOKです。
日本語の授業
カードなど視覚的に訴えかける
授業では、身近な単語をカルタ形式などで覚えています。上の図のような空欄のボード(カード)を作って、授業の始めは「曜日」「天気」を言うようにしています。まずボードを子どもたちに見せて、生徒が空欄に当てはまる日本語を考えた後、答えを貼る(書く)ようにしています。
あきらめず何度も繰り返すのが大切
Term3(第三学期)が始まって、生徒たちも日本語の単語に少々cofuse(混乱)でしたが、必ず「復習+ゲーム」などをしつこくやっていたら、何とかクリア。焦らず何度も繰り返すことで、生徒ともスムーズにいくし、徐々に日本語が定着していくのが分かります。
生徒を注意するのが難しい
私はいつも少人数グループ(3人)で授業をしているので、ふだんの挨拶(Hi!やHello!など)は、生徒とはスムーズなのですが、授業中、生徒がおしゃべりを始めて、それを注意するのが大変な時があります。子どもたちのおしゃべりの英語に圧倒されるというか・・・。こちらも真剣な顔やたまに厳しい口調にしてみるのですが・・・。何か良い方法はないか、模索しています。
アドバイス「注意のバリエーション」:
- 能面顔で生徒をみすえる。
- サッカーの試合のように、レッドカード、イエローカードを渡す
- どうしてもうるさい場合は外に出す
ホームステイ生活や英語の勉強
ホームステイ生活は大きな問題はありませんが、ホストファミリーはけっこう家族内のルールが厳しいので、私はいろいろ迷惑をかけていると思います・・・。英語については、小学校なので子どもたちも基本的な英語のスペルと発音を勉強しているので、一緒に先生の話を聞いています。
ホストファミリーの家族の会話、子どもたちのケンカ、先生の授業、おしゃべり・・・ここは宝の山ですね。
#オーストラリア・サウス・オーストラリア州の小学校で日本語教師アシスタント