大学生が大学を(休学ではなく)中途退学して日本語教師アシスタントとしてニュージーランド留学。日本語教師アシスタント経験を通じて、「やはりもう一度学び直したい!」と感じ、一度辞めた大学への再入学を決意した人もいます。
海外へ「自分探しの旅」に出て、「将来の自分」に出会えた人の体験談です。
ニュージーランドの学校での出来事
5月は特別なイベントはなかったですが、夜にスクールプロダクション(劇)をしていました。 観に行きたかったのですが、結局、行けませんでした。あとは避難訓練が学校であったくらいです。
Year12,13で1回ずつ寿司を作りました。おいしくなかったです・・・笑。でも生徒は喜んでいました。
Y12とはウェリントン中心部にある日本食レストランへ行きました。
日本語の授業
相撲のビデオを学年によって英語や日本語で
相撲のビデオを見せて簡単に紹介もしました。すごくウケたので、ほとんどのクラスで同じことをしました。Year9,10には英語、Y11には日本語でしました。
これは大成功でした。
鬼のパンツ
あと、「鬼のパンツ」(童謡の手遊び歌)はY10がすごく気に入ってくれて、授業の終わりにいつもやります。その他は日本の各地の特色を紹介したりしました。
Y9,10は歌やゲームなどをやりたがりますが、私は文化紹介もしたいので、いろいろ工夫しています。ビデオは効果的です。Y9、10では必ず週に一度はゲーム、歌、文化紹介をします。フラッシュカードも効果的です。
やはりYear9は話を聞くより「歌!」という感じです。相撲は特別でしたが・・・。先生が新米なので、2人でアイデアを出し合って協力しながら進めています。
Year13には週2時間(先生なしで)一人で教えています。
3人しか生徒がいないとはいえ、水曜日は2グループ!先生がとても忙しいのでやることがいっぱいあって嬉しいです。もちろんテストの採点などもします。テストが始まったので忙しいです。
「スゴイ センセイ」に涙
Year9の子に、鶴と花の折り紙をもらいました。そこに「SUGOI SENSEI」とローマ字で書いてくれていて感動して泣きそうになりました。
日本語教師は中国人の先生
アシスタント教師として付いている日本語の先生は中国人なので、いろいろ大変みたいです。その先生に対する差別のようなものも感じます。先生は生徒とも学校とも折り合いがあまりよくなく、今年で辞めるようなことを言っています。先生はとても良い人で、親戚のおばちゃんみたいです。 だから先生をできる限りサポートしてあげたいです。でも授業中の生徒の態度がすごく失礼だったりして、「〇〇先生に変えてよー!」と言われると複雑な気分です。先生は週24時間も授業をしているのに、パートタイムの扱いを受けていて、とてもかわいそうです。この学校は「変」らしいです(?)。
その日本語の先生のお宅に招かれて、中華を食べさせてもらいました。明日も生徒と一緒に行く予定です。
授業以外では
他の先生たちとは
スタッフルームに座っていても、先生たちは絶対に話しかけてきません。ニュージーランド人はシャイなのか?だから自分から行かないとダメだなぁ・・・って感じですが、少し保守的な学校のような気がします。スタッフルームは嫌いです(笑)。だから図書館へ行って生徒と話そうと思います。フランス語の先生とは仲良しです。
生徒たちとは
子どもたちの名前をまだ覚えきれていないので、頑張ります。 Y9,10はすごくなついてくれます。Y11とも打ち解けてきました。 Y13はもちろんいろいろと仲良しです。一方、Y12とはあまり面識がないです。とりあえず笑顔で挨拶!これに尽きると思います。あとは時間の問題ですね。 中国と韓国からの留学生たちと仲良くなり、休みの日にその子たちとその家族と遊んだりもしています。ニュージーランドのホームステイ生活
今まで4人の日本人の日本語教師アシスタントを受け入れてきたホストファミリーなので、とても慣れています。いろいろ連れて行ってくれるし、とても優しいです。でもたまに「アレっ?」と思うことがあります。うまく説明できませんが、これから良くなっていくといいです。
家族がとても仲良しで、時々、寂しくなったりもします。私のためにいろいろしてくれますが、まだ家にいても「ホッとする」という状態ではありません。これからですね。
ホストシスターは私と同い年なのに、彼氏一筋で相手にしてくれません。淋しいです。
英語の勉強
夕食後はホストマザーとドラマを観ています。なるべく日本語は使わないようにしています。でも日本語の授業中は使いますが。これから密かに音読練習を再開するつもりです。
歴史の授業にも週3回出席させてもらっています。
英語が聞き取れなかったり、言いたいことを言えないのは本当に悔しいので、これから本気で英語を頑張ろうと思います。
日本語教師アシスタント後の進路
日本語教師アシスタントの活動期間を、当初の予定より少し短縮することにしました。この国(ニュージーランド)に来て、語学学校に通い、日本語教師アシスタント活動をしていく中で、「日本についてもっと知りたい!勉強したい!」と強く思うようになりました。ここに来るために大学を辞めていたのですが、復学することに決めました。文学部に入って日本を見つめ直したいです。そのためには12月までには帰国し、復学のための試験を受けなければなりません。
その前にいろいろなことをもっと経験したいと思い、日本語教師アシスタント活動を短縮させてもらうことにしました。
帰国までに自分のやれること、全部やっちゃいたい!と思います。先生を助けたいです。生徒に日本をもっと知ってもらいたいです。生徒はとてもかわいいです。良いことばかりではないですが、充実した毎日です。
今日はホストマザーの友達の幼稚園へ行って、楽しかったけれど疲れました。近くの小学校にも行って活動してみたいですが、そこまで時間がない感じになってきました。忙しくなってきました。うれしいです。
#ニュージーランド・北島南部の学校で日本語教師アシスタント