ハロウィンの本場・北米カナダでは、学校の先生も積極的に仮装に参加します。そんなカナダの学校のカリキュラムや生徒の様子です。
カナダの学校生活
ハロウィン
ハロウィンでは、いつもエレガントな副校長が、パンクっぽい恰好をして登校してきたり、真面目だと思っていた先生が、顔を真っ赤にペイントしてきたり・・・などなど、とても愉快でした。TWIN DAY
TWIN DAYというのがあり、誰かとペアを組んで、おそろいの服を着て登校する日がありました。なぜかカウガールの恰好をした子がたくさんいました。先日のハロウィンの延長みたいな日でした。日本語のクラス
動作を付けて大げさに説明する
どのくらい効果があるかどうかは不明ですが、日本語の動詞を説明する時に、"あるく=to walk" と言うだけでなく、歩く真似をしたり、ちょっと大げさに動作するふりをすると、生徒たちは関心を持ってくれるようです。初対面の日本人としゃべらせてみる
この前、日本から私の友達が遊びに来てくれたので、12年生のクラスで自己紹介と彼女への質問を宿題に出して、実際に一人ずつ日本語で自己紹介をしてもらいました。ここバンクーバーでは、別に日本人が珍しいというわけではないのですが、時には初対面の人としゃべるのもいいのではないか、と思いました。そして私の友達も喜んでました(多分)。また、私の友達の前では、先生(カナダ人)も張り切り、いつもよりちゃんと授業をしていました。
カナダの生徒たちやカリキュラム
生徒・・・特に12年生が宿題をやってこないので、思い通りに授業が進みません。呆れてしまいます。しかし、韓国系の生徒はとても努力する人が多く、すごいなぁと思います。Intro11の生徒たちは、今年から日本語を始めたのに、9年生の内容と10年生の内容を同時にやらなければならないので、「ちょっと無理があるのでは・・・?」と思い、先生に意見したのですが、「彼らは1年間で2年分のカリキュラムをやることになっている」らしく、特に何も変わりませんでした。
でも彼らに10年生の内容を教えるのは私なので、時々、生徒たちがとてもかわいそうに思えてしまいます。
寿司好きが多い
12年生のクラスでは、雑談が盛り上がり過ぎて授業が進まないことがあります。特にみんなお寿司の話が好きです。「先生は何が好き?」と聞かれた時、「かんぴょう巻き」と言ってしまい、英語で説明できませんでした。あと、映画の話も止まりません。
脱線話がお好き
ある生徒が突然、「僕の趣味はナンパです。」と言い出し(しかも日本語で)、生徒たちに意味を説明しているうちに、私もつい「合コン」という単語を教えてしまいました。授業が予想外の方向へ行かないよう、気を付けないといけません。そしてみんな相変わらず宿題をやってきません。
カンニングが多い
今に始まったことではありませんが、テストでのカンニングが多すぎます。この前は返却後のテストに答えを書き足して、「どうしてこれがマルじゃないの?」と聞いてくる始末です。私は性格的に、カンニングとかそういう卑怯な行為がどうしても許せないのですが、成績や単位がかかっているので、担任の先生に言っていいものか、言うとしたらどう言うべきか、がわかりません。今のところ一人で考え込んでしまい、ストレスが溜まります。
学校での授業以外の時間は・・・
生徒とは前より話せるようになりました。慣れのせいでしょうか。生徒たち、特にカナダ以外の国出身の生徒には、日本の話をした後に「あなたの国はどう?」と聞いたりしています。
先生たちとのコミュニケーションは難しい
他の学校スタッフの方たちとも、もっと話したいのですが、英語が下手なうえに、話題が見つかりません。残念ですが、日本に興味がある先生はそれほどいないようです。 前より頻繁にスタッフルームには行っています。英語のクラスに参加
日本語のクラスがない時間に、English10という英語のクラスを生徒に混ざって受けさせてもらっていますが、相変わらずついていけません。ただ教室にいるだけです。そのクラスの先生も、一応、私を受け入れてくれてはいるものの、生徒のことだけで忙しいらしく、私が書いたエッセイやストーリーは、「あとで見るわ」と言われたきり、一度も返ってきません。そのクラスは12月で止めようと思います。学校スタッフに紹介してもらったESLスクールに、夕方のパートタイムで通い始めました。お金を払っているので、こちらは気兼ねなく質問ができます。そして自分的にも「ちゃんとやらなきゃ」という気になります。
先日、TOEICを受けました。特に文法は自分で努力しなくては!!と思いました。そして私は小さい頃から塗り絵が苦手で、あの塗りつぶすマークシートが嫌いです。
カナダでのホームステイ生活
ホームステイは快適です。ハロウィンにはちびっこたちがたくさん、やって来ました。私は初めてカボチャを彫りました。また、この前、私の誕生日だったのでお祝いしていただきました。プレゼントにはパジャマをもらいました。その後、ホストマザーが「3週間休みが余ってるから、バケーションに行く。」と言って、ロサンゼルスに行き、もうすでに3週間半が経ちました。
そのため、今まであまり話す機会がなかったホストシスターと以前より話せるようになりました。
ホストブラザーはお母さんが不在で弾けています。
食事はホストシスターが作ってくれたり、自分で作ったりしています。必要な物は彼女が買ってきてくれます。
#カナダ・BC州南部の学校で日本語教師アシスタント