日本の自分の出身地(故郷)に根付いた日本文化紹介活動を、海外でおこなう日本語教師アシスタントも多いです。例えば、沖縄出身の人は沖縄について、北海道の人は北海道ならではのお祭りや地元の行事を紹介したり・・・日本語教師アシスタントの活動領域は、ご自分の努力次第でいかほどにも広げていくことができます。
オーストラリアの学校での出来事
季節が逆の誕生日
幸運にも日本語教師アシスタントの活動最終日に誕生日を迎え、たくさんの人に祝ってもらえました。通学のバスの中、プライマリーの生徒達、スタッフルームと、みんなでHappy Birthdayを歌ってくれました。
季節が逆の南半球。初めて自分の誕生日を冬で迎え、とても特別なHappy "Winter" Birthdayとなりました。
日本語のクラス
沖縄ウィーク
また、活動の締めくくりに、1週間「沖縄week」と題して、私のhome town(ホームタウン)である沖縄についての授業をさせていただきました。グループ対抗で日豪の比較や沖縄にまつわるQuizをしたところ、すごい盛り上がりを見せてくれました。沖縄の授業の時に、沖縄の方言で Hello や Good-bye を教えたところ、音の響きを楽しんでくれて、始業・終業の挨拶を沖縄流でしてくれました。
私がこの学校に来たときは、沖縄の存在すら知らなかった生徒が、今や沖縄の位置だけでなく、挨拶まで覚えてくれ、とても気分が良かっただけでなく、私の務めは無事果たせたように感じました。
「沖縄 week」の初日は、生徒の興味やレベルを把握しきれておらず、用意したワークシートに集中しきれない生徒がチラホラ見受けられました。
そこで、ワークシートや内容を多少易しめに変えたところ、別のクラスでは順調に進められました。
授業を計画する時は、フレキシブルに対応しなければならないということを学んだように思います。
1人での授業
トラブルではありませんが、日本語の先生の体調が悪くなり、急きょ、ここにきて初めて先生の代わりに一人で1日、日本語クラスの授業をこなしました。いつもはうるさいクラスも、私が授業の初めに「協力してね。」とお願いすると、今までになかった程、静かに私の指示に従って動いてくれました。生徒達に助けられた一日でした。スタッフルームでは
6月の話題はどこもワールドカップ一色だったのではないかと思います。私も日本の結果には落胆しましたが、なぐさめられたり、同情されたり、お蔭で話題には事欠きませんでした。共通の話題を利用しない手はないな、と思いました。ホームステイでは
私はこの5ヶ月間、ずっとこの家庭のお世話になりました。正直、頭を抱えるほど騒がしい毎日で、時にはどうしたものかと悩む日もありました。でも日本に帰ったら、この騒々しさが恋しくなる気がします。
初日には人見知りをしてまともに目を合わせてくれなかった子も、今では私の良き話し相手であり、先生でもあります。
この家族とずっとよい付き合いができればいいな、と思っています。
英語
はかどらない読書はさておき、会話の機会を探るべく、ステイ先以外の家族にも何度かお世話になりました。違う家族と過ごすのも英語力向上の助けになると感じました。
約半年間でしたが、忘れられない体験ができました。またAustraliaに戻ってきます。
#サウス・オーストラリアのカレッジで日本語教師アシスタント・ボランティア