北島と南島で英語が違うニュージーランド

ニュージーランド 異文化 日本語教師

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ニュージーランド北島と南島の違い

日本語教師アシスタントの赴任先は、必ずしも1校とは限りません。活動期間中、途中で次の学校に赴任先が変わる場合もあれば、複数の近隣の学校を同時に掛け持って活動することもあります。

以下は、ニュージーランドでの1年間の日本語教師アシスタント活動期間中、2つの学校で活動した日本語教師アシスタントの体験談です。

ニュージーランドの北島と南島でそれぞれ活動し、両方の良さ、違いを満喫されたようです。

NZに到着して(準備研修)

1月の第一学期からニュージーランドの日本語教師アシスタントとして参加した私たちは、まず最初にオークランドで1週間の準備研修を受けました。

この研修で日本とニュージーランドの教育制度の違いを学ぶことが出来たので、研修先(日本語教師アシスタントとしての派遣先)の学校に赴任しても、戸惑うことなく、学校の流れに入っていくことができたと思います。

また研修中に、クラスルーム英会話を受講し、実際の学校に連れて行ってくださったので、現場での自己紹介など練習できました。

私たちの同期生は全員、一人ずつ模擬授業を行う時など、みんなで助け合ってとても実のあるものでした。

その後もこの同期のメンバーとは、お互いに連絡を取り合ったり、お互いの学校訪問をし合ったりと、何かとニュージーランド生活では心強い存在でした。

日本語教師アシスタント活動開始

1校目の活動校

私の最初の研修先は、北島の湖のある町で、男女共学の公立高校でした。

日本語の先生もニュージーランド在住日本人で、ESOLの先生も日本人ということもあり、まだNZに来たばかりの私にとっても、大変助けていただきました。

ここは小さい町ながらも、観光地というだけあって、いろいろとアクティビティが充実していました。

毎週のごとく、町のイベントがあり、冬はわかりませんが、夏のこの町はおススメです。

2校目の活動校

次の日本語教師アシスタント研修先は、南島の最大都市にある私立の女子校で、残りの期間をここで過ごしました。

うわさの通り、美しく住みやすい都市だと思います。

秋の紅葉の季節は感激するくらい綺麗だったのを覚えています。

こちらの日本語の先生はKIWI(ニュージーランド人)だったので、お互いに言葉を教え合え、本格的にどっぷり英語に浸りました。

と言っても困ったことがあったりすると、日本の文化を熟知している日本語教師(日本語の先生)なので、やはりとても仕事がやりやすいと思います。

苦労したこと

日本のことを何も知らないNZ人と一緒に仕事をするのは大変だと思います。

言葉の違い、文化、考え方の違いは変えられるものではなく、理解し、受け入れていくしかないと思います。

ホームステイ先も、日本やアジアの国に興味を示してくれる家庭でないと、やはり大変だと思います。

私もホームステイ先は一軒ではなかったので、この事は身に染みて感じています。

北島と南島で暮らしてみた感想

この日本語教師アシスタント研修が終わってみると、私は北島と南島の両方で生活することができ、公立と私立、共学と女子校と、まったく違う環境を経験できたので、偏った目でニュージーランドの教育制度を判断しないので、良かったと思います。

また、北島と南島では英語のアクセントや訛りも違うので、おもしろいなぁと思いました。

まだまだニュージーランドの知らない面がたくさんあり、一年では短すぎると感じていますが、この日本語教師アシスタントプログラムに参加できたことに、本当に感謝しています。

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