いっそ生徒に助けを求める効果的な授業

オーストラリア 学校行事 折り紙

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生徒に助けを求める日本語の授業

オーストラリアは2月(一部、1月末)から新年度・第一学期が始まります。

海外生活の始まりは、ともすれば完璧な英語を話そうとして、自分を追い詰めてしまうことがありますが、いっそ「自分は英語ができない、助けてもらおう」と開き直ることも、時には大切です。

オーストラリアの学校生活

新年度の始まり

私は今学期は各学年を毎週まわって、生徒やスタッフと親しくなるよう、アシスタント業務をすることになっています。まだ今学期は授業はしていません。

生徒の名前やスタッフの名前を覚えるのが大変なのと、生徒が早口だったり、幼児らしい話し方だったりで(Year1など)、なかなか聞き取れなくて、悲しいくらい会話にならないです・・・。

それでも生徒は話しかけてくれるのでとてもうれしいです。

名札を付けてウロウロ

今はまず「私の名前を覚えてもらおう!」と思って、名札を付けて昼休みは校庭をウロウロして、子どもたちとのコミュニケーションを図っています。

あと、とりあえずニッコリ笑って挨拶!を心がけています。特に生徒に対しては、なるべく名前を全員覚えて、名前を付けて挨拶する!!を心がけています。と言いつつ、生徒の名前を全員分覚えるのはなかなか大変です。しかも同じ名前が多かったりして・・・。

Sleepover(お泊まり会)

Year1と2のSleepover(お泊まり会)に参加させてもらいました。先生のお手伝いとして、とても忙しかったですが、生徒とプールで遊んだり、キャンプファイヤーをしたり、ナイトウォーキングをしたりして、生徒とも打ち解け、とても楽しかったです。

特にYear1はまだ幼児という感じで、教室の真ん中ですっぽんぽんになって着替える子がいたり、「僕の荷物がない、ウワ~ン」とすぐ泣いてしまったり、笑っちゃいけないけど、笑ってしまうような出来事が多いです。

ほぼ一人で切り盛りする先生って大変だな、とつくづく感じました。

はじめに生徒に助けを求めるクラス運営

Year4のお手伝いをしている時に、先生が私に折り紙の授業をやらせてくださいました。Year4のテーマに基づいて、蝶とカタツムリを作り、それを紙に貼って絵を加えてもらいました。生徒も楽しんでいたし、とても綺麗なものができました。

しかし、折り紙をしていた時に、たった6人ずつ教えていたのですが、すぐ「できなーい」と言われて、収拾がつかなくなりました。次のグループからは、最初に「私は英語がうまくないから、うまく説明できないので、よーく見ていてください。質問があったら、ゆっくりしゃべってください。」と言っておいたら、子どもたちはとても協力的になって、私が詰まると助けてくれたりもしました。

予め生徒にしてほしいこと、取ってほしい態度は、言っておいたほうが、生徒もちゃんとそうしてくれるんだ、と思いました。

オーストラリアらしいホームステイ生活

ホームステイはとても快適に過ごしています。ただ、移動手段が車以外にないので、休日に予定がなければ、本当にやることがなく、暇を持て余していたりします。

食事も美味しいですが、さすがに内陸部。魚を見かけず、肉中心で胃が重いです。

部屋にはカエルがいたり、隣のロバがうるさかったりしますが、それもまた貴重な体験です。

ホストファミリーは忙しいらしく、ほとんど放っておかれていますが、1人で散歩に行ったり、プールに行ったり、それなりに気楽です。

交通手段が車以外にないので、どこにも遊びに行けないし、友達に会いに行ったりもできないのが少し寂しいですが。

最近、ステイ先に新しい家族(子犬)が加わって、生活が明るくなりました。

英語で努力していること

毎日、新聞に目を通すようにしたり、生徒用のReading Bookを読んだり・・・しています。

また、先生や生徒たちの会話はよく聞くようにしています。そして分からない単語はすぐ聞いてみるか、辞書で調べるか、をしています。基本ですが。

#オーストラリア・NSW州内陸部の学校で日本語教師アシスタント

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