算数を日本語で外国人に教える方法

ニュージーランド 異文化 教案

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日本語の算数の教え方

日本文化紹介や日本語の文法だけでなく、実際に日本の科目(算数など)を外国人に日本語で教えてみるのも、日本習得のよい練習になります。

ニュージーランドの学校生活

第二の職員室

週末に授業が終わって、15:30過ぎに、学校の同僚の先生に連れられて、学校近くのバーに行きました。「こんな時間から学校のそばで飲むなんて・・・」と思っていたら、そのバーにはかなりの数の学校の先生やスタッフがそろっていました。

「Second stuff room?」と尋ねたらみんな笑っていました。そのあと、結局、町の中心部まで繰り出し、夜中まで飲んでいました。

別の日には学校の中庭で飲みながらバーベキューをしました。日本では考えられないです。日本ではこっそりビーカーで熱燗したことはありますが・・・。

生徒たちともよく遊ぶ

30過ぎの中年が16,17歳の生徒たちとムキになってバレーボールをしていたら、左足の太腿の筋を痛めてしまいました。 翌日、街を歩き回り、さらにその翌日に海辺にバーベキューに行ったら、日曜日は激痛で家から出られなくなりました。

対処法は筋肉までは気合でもどうにもならないと気づくこと。でも月曜日には別の生徒とバレーボールをしました。

日本語のクラス

日本語の算数を教えた

一通り日本語の数字は教えたので、次の授業では、「たす(+)」「ひく(-)」「わる(÷)」「かける(×)」・・・つまり算数を日本語で教えました。

口頭で問題を出して、生徒に答えさせる時は、全員、頭の後ろに手を隠して、「いっせーの!」で同時に答えを出すようにしました。

全員が集中しなければならない状態だったので、日本語教師(ニュージーランド人)も「あのやり方はいいねぇ。」とほめてくれてうれしかったです。

ニュージーランド人の先生のクラス運営も参考になる

その日本語の先生が授業ですが、3人グループを6組くらい作って、グループ同士で競わせてゲームをしました。勝てないチームはあきらめて集中しなくなりました。「グループ内で競わせたほうがよいかも。」と思っていたら、次にはその日本語の先生もそうしていました。この先生は教師としても、人としてもとてもすばらしい人で、さすがだと思いました。

手帳をいつも持ち歩き、生徒も先生も名前や特徴を書き込み、忘れないようにして、離れたところからも名前でバンバン声を掛けるようにしています。そしてアホのようにいつも笑顔でいるようにしています。

自分の名前をそれとなく覚えてもらう方法

しかし、ある日何度も話したことのある先生に「もう1回名前教えて。」と言われてから、名前をでかでかと書いたキャリー・ファイルを持ち歩き、スタッフルームでも自分のテーブルの前にドンと置くようにしました。

そうしたら名前で呼んでくれる人が増えました。相手に名前を憶えてもらう工夫も必要だと以前、バックパッカーで感じたのを思い出しました。

ホームステイ生活

ホストマザーは今まで何人もホームステイを受け入れているので、要領が分かっているのか、とてもやりやすいです。

ただ年末から一緒に住んでいるという9歳と5歳の孫がいるため、21:00以降でないと集中して仕事も勉強もできないです。といっても日本の自分の家のほうがもっとひどいですが。

どこそこのホームステイ先のように、学校まで歩いて40分とか、ディナーがジャガイモ1個とか、ランチがカップラーメンということもないので、恵まれていると思います。

英語との苦闘

インターナショナル・クラスの子たちに混ざって英語の授業を受けさせてもらってますが、課題を片づけるのに精いっぱいで、努力する余裕はありません。ESOLの先生は、「こいつ大学まで行って何してたんだ?」と思っていると思います。

つくづく「元・英語教師じゃなくて良かった。」と感じました。おそらくクラスで一番デキの悪い生徒です。

#ニュージーランド・北島南部の学校で日本語教師アシスタント

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