単身赴任に対する日本と海外の感じ方の違い

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海外の単身赴任に対する考え方

日本語教師アシスタントは、現地で英語を学んだり、日本語を教えたりする以外にも、予想外の異文化との衝突、習慣や考え方の違いなどをまざまざと経験することになります。

日本語のクラス

実質、日本語教師としての職責

この学校には専任の日本語教師がいないので、すべて自分で進めていかなければならず大変ですが、スケジュールや授業の内容を組んだりするのは、さながら本物の日本語教師になった気分がしてやりがいがあります。

火曜日にYear4/5/6、水曜日にK/Y1、木曜日にY2/3のクラスを教えています。この学校は規模が小さいので、いくつかの学年が一緒のクラスです。

火・水・木の午後の時間すべてをJapanese(日本語)用に与えられ、先生方の日本語教育に関する熱心さに感謝するとともに、期待に応えたいという責任感に似た思いの中で、毎日を過ごしています。

飽きやすい生徒の心をいかに惹き付け、そしてメリハリある授業にするかを常に考えています。

「サイモンは言った」を日本の首相名に変える

「サイモン」を「(日本の総理大臣名)」に変えて、日本語のゲームをしています。首相が変わったらその都度変えなければなりませんが。

折り紙の「だまし船」

折り紙の「だまし船」は大好評でした。初めに見本で生徒をだましてから「今日はこれを作るよー」と言うと、ワクワク感が増していいと思います。

英語の勉強

英語でのコミュニケーションの秘訣

(学校のスタッフルームにて)何か聞かれたら「Yes/No」の一つ返事で終わらせてはいけない、と心掛けています。

「相手も話しようがなくなるし、会話が成り立たない。」とホストファザーのもと、できるだけ長く話すようにしています。

(年が近い)若い先生が一人いるのですが、その先生とは、この頃、気軽に話せるようになってきました。

英語のブラッシュアップ

ホームステイ先では相変わらずハリーポッターを読み続けています。今は2冊目です。ホストファザーが古いラジカセをくれたので、朝はラジオを聴いています。

新聞の一面記事の(書き写し)作業についてホストファミリーに相談したら、「writing とreading 日本にいたってできるじゃない?話して話しまくることなんてここにいないとそう簡単にはできない経験なんだから、speaking と hearing を重要視したほうがいい。」と言われました。というわけで、私のwriting作業は先週から止まっています。

ホームステイ生活

先月末からこのホストファミリー宅に滞在していますが、ホスト・ペアレンツはとてもおしゃべり好きで、特にホストマザーとは「暇さえあればおしゃべりする」というのが日課になっています。

ホームステイしながら英語を学ぶ

その中で私の英語が変だったりしたら、すかさず指摘して正しい言い方に直してくれるので、良い英語のトレーニングになっています。

ホームステイだけどファームステイ

ホストファザーはFarmer(ファーマー)なので、ヤギにミルクをあげたりするのをために手伝っています。

ホームステイだけどファームステイも兼ねている感じで、楽しいです。

本格的なパスタ

また毎週土曜日は「パスタの日」と決まっていて、ホストマザーは麺を生地から作るのですが、おいしすぎてもう普通のパスタは食べられない気がするので、こっちでホームメイド用のパスタの機械を買って、日本に持ち帰ろうと思っています。

単身赴任に対する日本とオーストラリアの感じ方の違い

ディナーの後、ホストペアレンツと話していたとき、私の父の単身赴任の話になり、「どうして家族はついて行かなかったの?」「そんなの変だよ。」「何が大切なの?」「なんで?なんで?どうして?どうして?」という具合に、「disagree」(反対意見)の気持ちを次から次へのぶつけられ、私自身、父が単身赴任で月に数回しか会えない悲しさを考えないようにしていた部分もあり、その長年の悲しさとうまく説明できないのとが混ざり、どっと泣き出してしまいました・・・。

#オーストラリア・NSW州の内陸部の学校で日本語教師アシスタント

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