中学校教師の留学(海外教育現場)体験談

オーストラリア 日本食

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日本の小学校教諭、中学校教諭、高校教諭として勤めていた教師が、一旦、休職して、数ヶ月~1年ほどオーストラリアの日本語教師アシスタントに参加して、日本語や日本文化を紹介しながら、異文化交流、英語やオーストラリアの教育などを学ぶ人もいます。

以下は、そんな中学校教諭の11月下旬の現地生活体験レポートです。

オーストラリアの学校の様子

メルボルンカップは特別な日

メルボルンカップの当日は午前で授業は終わりとなり、近くの陸上競技場で、町の人たちとみんなでレースをしたり、といろいろスポーツを楽しみました。よく晴れたスポーツ日和だったのですが、おかげで日焼けがすごいことに。オーストラリアは日差しが強い・・・を超えて「痛い」です。

日本とは規模が違うブラスバンド

学校ではブラスバンド・コンサートがありました。随分とバンドの数が多く、ジャズバンドも参加して計4時間近い大規模なものでした。

会場のホールが小さいので、人が密集して暑いことこの上なかったです。

ちなみに次回からは自分もバンドの一員として参加することになりました。

自由な(ゆるい)オーストラリアの学校教育

オーストラリアでは、というか、私の派遣校ならではなのかもしれませんが、日本のように教科の年間予定表がほとんど設定されていないらしく、一つひとつの授業をいかに結び付けていくように、毎週、考えながら提案している状況です。裁量が大きい分、随分、やりがいはありますが。

日本語の授業

定番の福笑い

体の部位の名称を覚える授業でおこなった「福笑い」は効果的でした。自前で作ったものなので、顔がかなり「ドぎづい」ものになってしまったのですが、逆にそれがウケたようです。

一度の授業で体の名前、福笑いの説明、ゲームと歌ということで、自分も生徒たちもヘトヘトになりましたが・・・

学年が上になると歌わなくなる

日本の歌を歌って日本語を覚えると授業を企画したのですが、学年が上のクラスになってくると、歌は恥ずかしがって歌ってくれません。対象年齢などをもう少し考えるべきだったのかもしれません。

日本の生徒とEメールで交流

昨年度末まで勤めていた日本の中学校の生徒と、こちらの日本語を選択している生徒たちとで、Eメールのやりとり(文通?)を始めてみました。日本側の友人の教師と、自分が中継役という形で行っています。

英語力やコミュニケーションについて

コミュニケーションで努力していること

学校では、
1に挨拶、
2にTea Time(ティータイム)、
3にカフェ・ラウンジ、
4にサッカー
が今、使っているコミュニケーション手段です。

最近、これに週1回、日本食を作って紹介することが義務化しつつあります。

英語については、ホストマザーに教えてもらったり、朝夜のニュース、新聞チェック、そして街中のお店巡りをして会話を増やしたりしています。

ティーチャーズ・ホームステイで英語を学ぶ

11月下旬に街中の老夫婦のお宅へホームステイを移動しました。とてもフレンドリーな方々で、会話もゆっくりしてくださっているため、とても聞きやすいです。

ホストマザーが英語の先生だったので、発音を教えてくれます。

ただ、2人ともジョークが好きらしいんですが、私にはわかりません。説明してもらって初めて理解できるんですが、「オチを聴き損じた落語」のようで寂しいです。

# オーストラリア・ビクトリア州の学校で日本語教師アシスタント

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