ニュージーランドは4学期制で、1月末(または2月上旬)に新学期(新年度)が始まり、12月下旬が年度末になります。
つまり、年末が年度末でもあるため、ニュージーランドの学校は、11月下旬から12月はかなり忙しく、イベント事も多いシーズンとなります。
ニュージーランドの学校の様子
卒業制作の監督
学年の終わりに当たるこの12月は、どの先生方もたいへん忙しそうでした。まさに師走といった感じです。それで、卒業生の卒業制作の監督という仕事が日本語教師アシスタントである私にまわってきました。6年生全員と接することができましたし、見出しのレタリングを英語と日本語で描かせていただき、私自身にとっても記念に残る出来事になりました。
日本語の授業
タコからの導入で日本のお正月を紹介
日本のお正月について紹介しました。他の授業でKite(カイト/凧)を作っていたので、そこから導入したので、興味を持ってくれた子どもが多かったと思います。説明のあとに、ニュージーランドとの年末年始の違いなどについて、気づいたことを話してもらったので、私にとっての英語の勉強にもなりました。
子ども達が興味を持ったのに実物を見せられなかったコマや餅を、来年の新学期には提示してあげたいと考えています。
実物に勝る教材は無い
卒業制作にかかる時間が多かったため、実はお正月についてしか日本語のクラスではやっていません。でも絵で示しながらの説明が限界だったため、説明しきれないことがありました。実物に勝る教材は無いことは分かっていましたが、準備にも限界はあります。日本から送ってもらったり、借りたりして、できるだけ努力をしたいと思います。
英語やコミュニケーション
一教員として認めていただくためにも、与えられた仕事を確実にこなす事を心掛けています。今月はスタッフの誰もが忙しかったので、仕事に関してはいつもより多く話をする機会がありました。ちなみに私の学校での休み時間は以下の通りです。
- 10:30~11:00 モーニング・ティー
- 12:30~13:30 昼休み
- 15:00~ 放課
英語については、ホストファミリーや子ども(生徒)に発音を直してもらうようにしています。
ホームステイ生活
ホストファミリーはクリスマスを目前に、とてもストイックにクリスマスの飾り付けなど準備をしています。黙々と。 しかし、そんな時期に、ホストマザーのお姉さんが病気になってしまいました。家族という体系が強調される時期ですから、私が入っていけない事があり、寂しく感じます。そういう時、ホストファミリー以外に遊んでくれる友達に感謝。こういうときに話す相手がいる私はなかなかラッキーだと思います。心境の面以外、これといってトラブルはありません。
# ニュージーランド・北島中央部の学校で日本語教師アシスタント