カナダの学校は6月が学年末で、それに合わせて日本語教師アシスタントを終了される人も多く、6月はお別れの時期となります。
その後、7月はカナダをラウンドするなど旅に出て、7月末~8月上旬に日本に帰国する人が多いです。
カナダの学校での出来事
フィールドトリップでクルージング
Grade7と一緒にクルージングに出かけました。学校から一歩出ることで今までとは違った生徒の一面を発見できるので、フィールドトリップは大好きです。お別れ
学校での活動最後の日は、各クラスで私への御礼をいろいろと考えてくれており、感激しました。たくさんの"Thank you."をもらったことで、今までやってきたことに自信が持てました。お返しとして、一人ひとりに鶴やしおりの折り紙や、5円玉ネックレスなどをあげました。
日本語のクラス
Tea Ceremony(茶道)をしました。簡単に説明した後、実際に味わってもらったのですが、予想外に好評でビックリしました。G7の彼らは抹茶の苦さに慣れているのかな?この時は浴衣を着て教えました。雰囲気が出て良かったです。
活動全体を通して、先生方にアドバイスやサポートをしていただいたことで、幸いにもほとんどの授業が大成功でした。
活動中、心がけていたこと
友達であれ、生徒であれ、愛情表現をすること。スタッフ、生徒、生徒の親御さんとはいい関係を保てたので、何かあってもトラブルになる前に解決することができました。やはり相談すること(ホウレンソウ・・・報告、連絡、相談)が大事です。
ホームステイ
食事時間が別だったにもかかわらず、毎日の出来事を話し合うことで、かなり交流を深めることができました。私の話に毎回、辛抱強く付き合ってくれたホストファミリーにすごく感謝しています。私にはステイ先がたくさんあったので、それぞれ2~3ヶ月のステイでしたが、どの家庭ともうまくやることができて、移動した後も時々訪ねたりしていました。
日本に帰っても連絡を取り合えるような関係になれたことは、本当にラッキーだったと思います。数年後に彼らを再び訪ねる日が楽しみです。
英語について
語学の半分以上が暗記だな~と実感しました。何回も耳にしたり、目にしたりする単語は自然に覚えられるし、覚えたものを会話の中で使えばさらに身に付きます。言葉の習得の過程はおもしろいなー、と思いました。
今はここで得た英語力をどうキープするかが課題ですが、日本では国際交流のボランティアなどに積極的に参加し、話す機会をできるだけたくさん作りたいです。
カナダでの1年間の日本語教師アシスタント活動を終えて
一年間、無事に日本語教師アシスタントプログラムを終えることができました。今回のプログラムでは、英語力のみならず、人々との出会いを通して、たくさんの貴重な体験をすることができました。この1年は私の一番の誇りです。
今後もたくさんの方が日本語教師アシスタントとしてカナダで活動されることを願っています。
みなさんの温かいサポートに感謝します。ありがとうございました。
カナダから帰国後は・・・
TOEIC約300点アップ
TOEICが445点だったのが、735点までアップ(290点アップ)していました。特にリスニング部門が劇的に伸びました。帰国後のお仕事
現在は小学校で講師をしています。普段はなかなか英語を使う機会はないのですが、私が体験したことを話すことで、子どもたちに少しでも世界に目を向けてくれたらいいな、と思い、いろんなエピソードを話しています。他の学校からカナダの文化を紹介してほしい、と招待されました。
今は、今年の教員採用試験合格を目指して、講師をしながら土日に専門学校に通い、勉強しています。日本語教師アシスタント・プログラムを通して知り合った人々とは、メールなどで今も近況報告などし合っています。
#カナダ・BC州バンクーバーの小学校で日本語教師アシスタント