目隠しゲームで顔のパーツを覚える

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カナダでも日本語の授業を代々おこなっている学校もあれば、まったく初めての学校もあります。

日本語のクラス


現在、近隣の学校も掛け持って活動しています。

どこだろう?ゲーム


掛け持ちの学校は、今までJAT(日本語教師アシスタント)の受け入れがなかった学校で、何の授業に対しても興味を持ってくれていて、とても嬉しいです。

みんなが好きなのは、「どこだろうゲーム」です。

ルールは簡単で、

  1. クラス全員を立たせて、目をつぶらせます。
  2. 私が日本語で「耳」と言ったら自分の耳を、「鼻」と言ったら鼻を指さす。
  3. 間違えた生徒がいたら、私が肩をたたいて座らせる

ただこれだけです。
最初にゲームをした時は、最後まで残った生徒に折り紙で折ったメダルをあげていたのですが、今はゲームをするだけです。

でも子どもはやたらとこのゲームが好きで、毎回、授業の最後にやっています。そういうわけで、ほぼ全員の子どもが、顔のパーツを日本語で覚えてくれています。

日本との文通


メインの派遣校では、何よりも日本の友達に手紙を書くときが盛り上がります。年明けすぐに日本のペンパルから年賀状と日本の行事が書いてある手作りのカレンダーが届きました。

日本の友人(先生)と話し合って、一人ひとりにペンパルができるように割り振ったので、みんなが年賀状を受け取ることができて、受け取った時の顔がとても嬉しそうで印象深かったです。

年賀状には「羊」が書いてあって、なんで羊なのか?疑問を持ったようです。そこでその関係で干支を教えました。

今回はバレンタインカードとカナダの行事を書いた手作りカレンダーを日本に送りました。

毎回、「日本から手紙届いた?」と子どもたちに聞かれます。

日本の子どもたちが日本の事を少しずつ手紙に書いてくれるので、授業もそれに沿って教えています。
日本の同じ歳の子どもたちが興味のある日本文化を教えているので、子どもたちも興味津々で、こちらも嬉しいです。

学校では


学校では、今年に入ってから今まで週1回だったランチタイムの「JAPAN CLUB」が週2回に増えたことと、掛け持ちの学校に午前中から幼稚園バスに乗って行くことで、スタッフ・ルームで過ごす時間がすごく減りました。せっかく順調に先生たちと話ができるようになったのに、残念ですが・・・

でもその分は「JAPAN CLUB」で生徒とテレビの話をしたり(子どもはアニメが好きなので、夕方はアニメを観ています)、掛け持ち校の先生方とも少しずつですが、話をする機会をうかがいながら、話しかけています。掛け持ちの学校はJATが珍しく、先生方からも日本についていろいろな質問をされるのが嬉しいです。

学校ではとにかく子どもの成長に驚くばかりです。年末まで全く話さなかった(もしくは赤ちゃん言葉だった)子ども(園児)らが、年明けにはこちらが理解できるほどの英語を話しているのを聞いて驚きました。

つくづく「子どもの成長ってすごいなぁ・・・」と感動してしまいました。

カナダでのホームステイ生活


年頃の娘さん(ホストシスター)が反抗期なのは相変わらずですが、口論中は、こちらは気配を消して、部屋に逃げ込み、音楽をイヤホンで聞いたりして、それなりに対処しています。

年が明けてすぐに、ホストファザーに「今年の目標は?」と聞かれたので、「たくさん話すこと!」と答えたら、「じゃぁ、話しかける前に、話題作りをしたり、その日、疑問に思ったことを忘れないでいて、たくさん話しかけてね。」と言われました。

また、最近、ホストマザーに「話すことを怖がらなくて大丈夫だから、もっといろんなことを話して!」と言われました。たくさん話しているつもりなのですが、まだままのようです。別に怖がってはいないのですが・・・これからは、もっと話さなきゃなぁ。と思っています。娘さんのこと以外は順調です。

英語の勉強


ESLには相変わらず毎回欠かさず通っています。今年に入って、やっと他の生徒もちらほらと参加するようになってきたので、授業もディスカッションやゲームなど、1人ではできなかったことができるようになり、楽しくなってきました。

他には映画鑑賞をしています。ここは田舎の特権で、映画館で映画を観るのがたった4ドルなので、誰かが映画館に行くという情報を耳にしたら連れて行ってもらえるようにお願いして、映画をたくさん観ています。

家でもドラマや映画をたくさん観て、その内容について、ホストと話し合ったり質問したり、簡単に説明してもらっています。


#カナダ・オンタリオ州西部の幼稚園・小学校で日本語教師アシスタント

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