日本語教育が盛んな学校では、本職の日本語教師並みに業務をこなし、日本語教師としての良い訓練にもなる時もあります。
日本語のクラス
色覚に訴える
mashita・masu・mashoo を黄色・ピンク・青 と決めて、必ず同じ色で同じ時制のカードを作るようにしたところ、見た目でわかるためか、生徒の理解が早くなりました。視覚的な情報やインパクトって特に子供には大切なようです。
文法を教えるときの虎の巻
文法の説明は、こちらの人が日本語の勉強する時の大人向けのテキスト(lonely planet Japanese Phrasebook・・・ポケット文法みたいな本)を読むと、用語もわかってよかったです。
試験担当
Half Year Exam(ハーフイヤーイグザム/年途中での試験)がありました。
はじめて日本語のテスト作成、採点、解説など担当させてもらえました。大変だったけれど、やりがいがありました。
ただ、テストのレベル設定が難しく、100点中平均50点と難易度が高いテストを作ってしまったようです。
授業中の生徒の受け答えから大丈夫だと判断したのですが、けっこう忘れているようでした。今はちゃんとノートに取らせています。
最近は日本語の先生(=校長先生)の監督なしで一人で授業をすることもあります。たまに生徒をどう叱ればよいのか困ることもあります。目を見て話すようにはしているのですが・・・
授業はすべて私自身が計画して進めているので、校長先生との打ち合わせの時間がない分、準備にまわしています。
次の学期では、40人の学校なのに、10人の日本人短期留学生が1ヶ月ほど来ることになったので、その対応や手配だけで、校長先生は手一杯のようです。
授業の反省点
先週・今週・来週・昨日・今日・明日などの単語を覚えるのに、フルーツバスケットをしたところ、言葉(音)だけ覚えて意味が混ざってしまいました。
日本語のコールと英語のコールを切り替えて、両方使ったほうがよかったと反省しました。
学校で心掛けていること
とにかく子どもたちと一緒にいて一緒に遊んでいます。ただ、女の子のほうがおしゃべりして楽しんでいるので、入りにくい感じがしてしまいます。
男の子とはハンドテニスしたり、サッカーしたりしています。
英語の勉強
問題集をなんとか続けています。生徒が薦めてくれた本を読んでいます。知らない単語を書き出していたらきりがなく、いつ終わるかわからない状態です。
ホームステイ生活
しっかり馴染んで快適に生活しています。休みの日にセーリングに連れて行ってくれて、野生のイルカを観た時は大感激でした。
それからは寒くなってきたので、ボートには乗っていませんが、子どもにバイオリンを教えてもらったり、ピアノを弾いたり、お菓子を作ったりして休日を過ごしています。日本にいるときより優雅な気もします。
相変わらずトランプは毎日しています。もめたらジャンケンで解決というのがクラスだけでなく、家でも浸透してきました。
先日、ホストファザーとマザーが9日間旅行に行ってしまい、ちょっと戸惑いました。独立しているお姉さんが子どもと旦那さんを連れて、面倒を見に来てくれて、ちょっと安心しました。
お姉さんが帰ってからは朝ごはん用意して、片づけて、下の子を小学校へ乗せて行って、学校へ行って・・・と何とも慌ただしい朝を体験しました。国際免許を取っておいてよかったです。
私の作った夕食を食べてくれず、困りました。2回目からはこちらのレシピで作ったのでよかったですが。
#サウス・オーストラリアの学校で日本語教師アシスタント