語学留学などの商売で受け入れているビジネス・ホームステイと違って、日本語教師アシスタントの場合は、派遣校の関係者さんか生徒宅がホームステイ先になることが多いので、ビジネスでは味わえないような経験をすることもできます。
カナダのホームステイ生活
この前、ホストファミリーに「ミドルネーム」をもらいました。そして「今は私たちの家族だから。」と言って私のミドルネームを入れたフルネームを読み上げてくれて、とても嬉しかったです。
ホストシスターやその友人と、母の日カードを作りました。皆とても嬉しそうで、その日をとても楽しみにしています。
学校でのできごと
1日だけ(学校教員を目指している)ホストマザーの実習校へ行き、授業をしてきました。そこの校長先生が、昨年まで現在の私の派遣校で働いていて、その後、現在の学校(ホストマザーの実習校)へ異動したらしく、ホストマザーが私の話をしたら、「ぜひ来てほしい」と言われ、行きました。
Gr1~4までの子どもたちは授業とは関係のない質問ばかりしてきておもしろかったです。
例えば、「日本にラジオはある?」「ジャッキーチェンは日本人?」とか。
帰る時、Gr1の子どもたちに「明日も来る?」とか「See you tomorrow!」と言われ、嬉しい反面、この1日だけで終わったことが残念でした。
日本語のクラス
浴衣を紹介しました。帯がどのくらい長いか見せたり、「三尺」を見せたり。反応がとてもよくて、試着は男子にも人気で、Gr7の子は「とても快適」と満足してくれました。
弟の三尺と浴衣も持ってくるべきだったと後悔しました。しかし、この授業は楽しかったです。
また、「鯉のぼり」と「七夕」の授業を行いました。低学年には割りばしをスティックに「鯉のぼり」の旗を作りました。
去年は色塗りだけだったようで、今年は皆、とても目を輝かせていたので嬉しかったです。
高学年には「七夕」を説明し、クイズのあとに手裏剣を「スター(星)」と言って折らせました。これまたヒット。
最後は短冊を書かせて回収し、日本へ送りました。願い事に面白いものがあり、笑ってしまいました。かわいい・・・。
英語の勉強
高校生らの英語の授業に紛れて楽しく会話しています。最近はただ話しているだけの時間が多くて、勉強していない気もしますが。
グラマーのGr1~3も終わりに近づいて、「頑張ってるからGr4~5のテキストは私たちがプレゼントする!」とか「夕食を食べに行こう!もちろん私たちの奢り!」とか言ってくれたり、15歳の子どもたちに圧倒されています。
若者が使う言い回しや日常生活が学べているので楽しいです。
今になってようやく、いろいろな生徒に自分から声を掛けられるようになりました。今まではGr3までならなんとか・・・でしたが、今はGr8までOKです(笑)。
あるクラスでは、室内に入るなり、ハグの嵐で嬉しい限りです。
毎日笑顔。低学年にはその子が満足するまで話を聞いてあげるようにしています。
しかし、大人とはどうにもまだ緊張してしまい、上手く話せません・・・
#カナダ・オンタリオ州中部の学校で日本語教師アシスタント