ニューブランズウィックで日本語を教える日々

カナダ 日本語教育

t f B! P L

カナダでも東部にいくほど、日本語教育は盛んではなくなり、日本語教師アシスタントは、マニュアル等がない中で、手探りで自分で授業を開拓していくスキルが求められます。

カナダの学校生活

ここに赴任して最初に思ったことは、とにかく何をおいても、カナダの子どもたちのかわいらしさ、それが一番です。

笑顔が素敵で、笑っている時には一点の陰りもなく、ほとんどの子たちはとてもよく私を受け入れてくれていると思います。

学校のスタッフでも、生徒でも、どちらを相手にしても、こちらから進んで体を動かすことがコミュニケーションには一番なのではないかと思います。

私がこちらに赴任したとき、お腹が大きかった女性教師が、最近、病院検査で流産したことがわかったらしく、その後、数日、学校を休んでいました。
休み明けの日、なんと声をかけたらいいのかわかりませんでした・・・。

日本語のクラス

スタンプを餌に釣る

日本から、先生が使う用のスタンプセット(「よく頑張りました」とか絵柄が入ったものとか、キャラクターものとか)を持ってきていたので、それを子どもたちが頑張り次第で押してあげること、を「餌」にすると、それなりに子どもたちは頑張ってくれるようです。

プレスクールでの外国語教育の難しさ

私の派遣校はプレスクールのため、子どもたちがまだかなり幼く、数字も自分の名前すらまだ英語で書けない子がたくさんいます。

そういう子どもたちにごく簡単なものでも日本語を教えることは、かなり難しく、とは言っても一人ひとりできるまで教えるわけにもいかず、自分の英語力不足も相まって、子どもによっては、お手上げ状態です。

グループ授業の形態ではなく、一人か二人ずつ、傍で教える形なので、制限時間内で教えることは時間配分が非常に難しいものがあります。

極寒の地でのホームステイ生活

ホームステイは想像以上に違和感なく快適に過ごせています。特に細かい規制などもありませんし。それもひとえにホストファミリーのおかげと感謝しています。周辺の方々も皆さん、とても親切にしていただいています。

但し寒さを除いては、です。ここはマイナス12度、マイナス16度などです・・・。

ここは学校と生活するスペースが同じ建物内なので、子どもたちの菌が移りやすいらしく、しょっちゅう、風邪を引いています。

先日、T.B.Test(ツベルクリン反応/結核菌)でポジティブ(陽性)が出て、レントゲン撮影の必要があり、その結果が出るまで1週間、部屋に引きこもり(隔離)のような状態になり、少し気が滅入りました。

英語について

今は生活でのコミュニケーションをなんとかやっていくのが精一杯です。
肌身離さず電子辞書を持ち歩いて引きまくっています。

また、こちらで知り合いになった人とメールでやりとりしたり、テレビを観たり、たまに英語の参考書を開いたり・・・とその程度ではありますが、勉強しています。

#カナダ・NB(ニューブランズウィック)州の学校で日本語教師アシスタント

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