大学生のドイツ日本語教師アシスタント志望動機

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ドイツで日本語教師ボランティア

ドイツではデュッセルドルフ、フランクフルト、ベルリン、ボンなどのギムナジウムで日本語教師アシスタントが活動しています。

元々、国際交流に興味があり、大学でドイツ語を専攻している人で、将来、教職を考えている人などが、ドイツの日本語教師アシスタントに参加しています。

将来、日本語教師として働きたいので

私がドイツの日本語教師アシスタントに応募した理由は、将来、日本語教師として働きたいからです。

そのきっかけは、中学生の頃に知り合った、中東の女の子との交流にあります。彼女と私は同い年で、1ヶ月に1回程度の頻度で、4年間文通をしていました。

私たちは、よくお互いの国の文化や習慣、言葉を教えあっていました。文通を通して、彼女を取り巻く文化や宗教に興味を抱くようになり、彼女も日本文化について関心を示していました。 また、テロや紛争が起こった時は、意見交換をするなど、私の視野を広げた有意義な交流でした。

やがて私は、国際交流のすばらしさ、そして「日本」を伝えることの楽しさを知りました。それと同時に、国際交流をするためには、まず自国についてより知識を深める必要があると考えました。

そのため、高校では「国際コース」に所属し、国際事情や日本文化について勉強しました。日本について知るうちに、日本という国がより好きになりました。

また、国際コースに所属していたことから、留学生と触れ合う機会が多くありました。私は留学生に日本文化を教える活動をしている、交流委員を務めていました。そこでは、昔遊びや折り紙、お茶、習字などを教えました。言葉のコミュニケーションはうまくいかなくても、文化交流を通して留学生たちが楽しんでいる姿を見て、とても充実感を感じました。

大学に進学してからは、空いている時間があれば、史跡を見ようとあちこち散策しました。私はその都度、日本の伝統や文化を守り、そのまま次代へと伝える姿に感動させられました。

このような経験を通して、それまでの「国際交流に関する職業に就きたい」という漠然とした思いが、「将来は、日本語と日本文化を伝える日本語教師になろう」という具体的な決意に変わりました。

このドイツでの日本語教師アシスタント・プログラムは、私の将来にきっと役立つものであり、海外から日本を見つめるためにも有意義であると思うので応募しました。

(20歳女性、大学生、START DEUTSCH1/ドイツ語検定試験A1)

小学校教員になる前に海外を体験したい

もともと旅行が趣味で様々な国に行くたびに、日本との違いに驚かされたり、興味を惹かれることがありました。

大学では美術教育を学んでおり、工芸を中心としたその国々の文化に興味を持っています。

将来は日本で小学校教員になることを考えているのですが、実際に教職につく前にじっくりと他国と交流する経験をし、教師になったときに生かしていきたいと考えています。
(22歳女性、大学生)

大学でドイツ語を学んでいるので

今大学2年生でドイツ語学科に所属しています。日本語教育に興味があり、参加してみたいと思いました。
(19歳女性、大学生)

以上が大学生の、ドイツの日本語教師アシスタントの志望動機です。

ドイツの日本語教師アシスタントに参加するには、日本語教育能力検定試験合格や日本語教師養成講座修了などの資格は必ずしも必要ではありませんが、ドイツ語力と英語力が必要となります。

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