カナダの小学校でも、代々、日本語のクラス(日本文化紹介)をおこなっている学校があります。
日本語教師アシスタントは、日本人のワーキングホリデー者や留学生が一人もいないような町に滞在し、ほぼ100%現地の人たちだけに囲まれて、カナダならではの生活を過ごすことができます。
カナダの学校の様子
先月からカナダの大学からの教育実習生と高校生の実習生が来ていたので、ランチタイムは3人で話しながら食事しました。実習生がいなくなる12月からは、また寂しいランチタイムが始まります。フレンチイマ―ジョン教育
この学校はフレンチイマ―ジョン教育を取り入れており、授業は英語とフランス語で行われています。学校がある町は人口1万2千人ほどで、この地方では一番大きな町です。4000以上の湖や川、森林に囲まれ、まさに「自然の宝庫」と呼ばれる地域です。日本語教育
この学校では以前も日本人のアシスタント教師が、授業のお手伝いをしていました。日本文化や習慣の紹介や、通常の授業のアシスタントが、日本語教師アシスタント活動者の主な職務内容になります。日本人の先生が来てくれることを生徒たちはとても楽しみにしています。また、Japan Culture Club (JCC) では日本語・アート・折り紙・習字などを教えることが期待されています。
担当する学年は、赴任当初はSenior Kindergarten(5歳)が中心となりますが、活動に慣れてきたら、徐々に年齢の高い学年も教えるようになり、Grade8(14歳)でも教える機会があります。
市内の他の学校へも教えに行く機会があります。
準備しておくものとしては、小さな子どもでも興味を持つような題材や、それに必要な教材を用意しておくとよいです。例えば写真や映像など、ビジュアルで日本文化を伝えられる教材や実物として見せて紹介できるものは、カナダの生徒たちにも人気です。
学校ではインターネット(パソコン)が使えます。
学校での活動時の服装は、教師として立場をわきまえ、きちんとした物(セミ・フォーマル的なもの)である必要があります。授業内容の詳細や、より具体的に事前に日本で用意しておいたほうがよいものや、学校に関する質問は、渡航前から学校のコンタクトスタッフとメールでやりとりすることができます。
日本文化紹介・日本語の授業
日本語カルタ
カルタはとても盛り上がりました。日本の挨拶や生活に必要な言葉ばかりを使ったものだったので、子どもたちも分かりやすかったのだと思います。最後の数枚は頭の上に手を置いて、目をつぶらせました。これにより、「お手付き」してしまう子どもがたくさんいておもしろかったです。
大きなカルタ・カードは盛り上がるけれど・・・
Grade4でカルタをしたとき、人数が少ないので大丈夫だろうと思ってA4サイズの画用紙をラミネートしたものを使って、クラス全員で1枚のカードを探す、というのをやったのですが、あまりにも盛り上がりすぎて、「足を踏んだ!」とか「押した!」とかの口論があちこちで起きてしまいました。午後にGr5に教える時には、同じことがあってはいけないと思い、ランチタイムに急いで小さなカルタを作りました。
日本のツテを使って文通
友人が小学校教諭で、日本の小学校の担任をしているので、その伝手を使って日本の子どもたちに手紙を書きました。日本に友達ができることで、みんなとても張り切って手紙を書いていました。カナダのホームステイ生活
特にトラブルはありません。年頃のホストシスターの件で悩んでいるのは相変わらずですが、先月ほどひどい状況ではなくなってきたように思います。
相変わらずヒステリックは止まらないようですが・・・。
以前、この家にホームステイしていた人と連絡が取れたところ、どうやら去年も今年と同じような状況だったようです。ただ、前滞在者は、その前のホストが最悪だったらしく、「この家は天国に感じた」と言っていました。私もまだ何とかなっているので、しばらくこのまま様子見します。
それ以外はとてもよくしてもらっています。
英語について
ホームステイにあるディズニービデオを何回も観ています。子供向けのため、簡単で綺麗な英語を話すので、とても分かりやすいです。暇があるときはホストシスターが小学生の時に読んでいた児童書を読んでいます。リードレベルというのがあるのを知りませんでした。まずは本当に簡単なものから始めて、今はクリスマス関連の内容のものを読んでいます。
月の中頃から「英会話スクール」に通い始めました。初回はもう一人、生徒がいたのですが、その日以来、生徒は私一人です。1対1の授業なので、とても充実していて楽しいです。
でも他の生徒にも会ってみたいです。先生の話では、「寒いから来ない」らしいです。
#カナダ・オンタリオ州の学校で日本語教師アシスタント