日本語を教える授業で、紙芝居は比較的人気ですが、ただ読み聞かせるだけでなく、クイズ形式にするなど、聞き手も参加型・体験型に持っていくと、日本語学習者(外国人)の食いつきもよくなり、効果的です。
日本語のクラス
他の学校の日本語教師アシスタントのヘルプ
他の学校で活動している日本語教師アシスタントが、うちの学校に来てくれました。いいところを見せようと?いつにもまして緊張してしまい、疲れましたが、一日中、授業を手伝ってくれて、かなり助かりました。うちの学校は他の日本語教師アシスタント活動校みたいに、あまり学校行事がないみたいだということを知りました。イベント好きな私には少し残念ですが、でも日本語の授業は毎日楽しんでいます。
効果的に紙芝居で日本語を教える方法
1.紙芝居をクイズ化(hearing dictation)する
桃太郎の紙芝居を作って、- 初めに日本語を読み聞かせ、日本語の音を楽しんでもらってから、
- その後、英語でも読みました。
日本語で読んでいる間は、飽きさせないように、事前に習った単語が聞き取れたら手元の単語表にチェックを入れる(もしくは手を挙げる)ようにしたら、子どもたちは喜んで聞き入っていました。
「初めに日本語で読むやり方は良いね。」とニュージーランド人の日本語の先生方にも言われました。
2.紙芝居を自ら演じさせる
その後、「習った言葉で劇もやるよ!」と言ったら、真剣に練習していました。(←ニュージーランドに限らず、欧米圏の子どもたちは演劇が大好きです。)難しい年ごろの子供たちには工夫が必要
私はYear1~7まですべてのクラスで教えているのですが、小さい子たちは別にして、Year5~7までは、たいてい同じ授業をしてしまっています。でもその中でも微妙に授業に対する態度が異なるので、特にYear7の子たちには、もう少し彼らの興味をそそるようなやり方をしなければならない、と思いました。
他の子たちは何にでも興味を示してくれるんですけどね。
ニュージーランドの学校での過ごし方
学校スタッフとはランチタイム、モーニングティータイムの時に、会話が途切れた時をねらって(これもかなり難しいのですが)、自分から話しかけるように努力しています。あとは専ら聞いているだけ。
子どもたちには名前を呼びかけることを意識しています。そうすると、子どものほうからしゃべりかけてくれるし、放課後は一緒にいるお母さんがたにも自分をアピールできます。
ニュージーランドのホームステイ生活
相変わらずホストマザーが作る料理はバラエティに富んでいて、毎日楽しみです。週末の過ごし方も、毎週一緒に過ごすわけではなく、適度に出掛けているので、うまく距離感を保てているのではないかと思います。先週末はラグビーに連れて行ってくれました。
ホストマザーと話していて痛感することは、私には英語力だけでなく、世界情勢の知識も欠けているということです。日本語でも話せないことは、英語でも話せないということを切に感じています。
英語については、最近よく気づくことは、ヒアリング力は、だんだん慣れてきて何のことを話しているんだか、分かるようになってきたんですが、スピーキングが全然追いつかない・・・。だから、会話がリズムに乗っていかなくて、一旦、頭の中で英語を唱えてしまうのです。おそらくまだまだ英語を話そうとする積極性が欠けているのだと思います。
そして次回のスクールホリデーの予定を立てています。ファームステイは結局、インターネットで探しています。
#ニュージーランド・北島の学校で日本語教師アシスタント