カナダで落語を紹介してみた

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日本語教師アシスタントの活動領域は無限で、日本文化紹介の典型例である折り紙や浴衣、寿司作り以外にも、落語の紹介などに挑戦している人もいます。

カナダの学校の様子

生徒宅でイースターエッグハント

学校の公式行事ではないのですが、イースターの時に全校生徒がある一人の生徒の家に招待され、イースターエッグハントをしました。

全校生徒を呼べるくらいなので、とても大きなお家でした。

エッグなどの形をしたチョコレートが庭一面に散りばめられており、あまりのリッチさにたまげました。

学校に水族館がやってきた

学校に、バンクーバーから仮設(移動式)水族館がやってきました。海に面していない内陸部に住む子どは、なかなか海に生息する生き物に触るチャンスがないので、本当に楽しんでいました。

水族館の人に、子ども向けの話をしていただいたのですが、私も知らないことが多くて勉強になりました。

プレイグラウンド?

先日、校長先生に「子どもたちを Play Ground に連れて行って。」と言われたので、言われた通り生徒を Play Ground に連れて行きました。

しばらくすると校長先生が慌ててやって来て、「今は Play Ground は危険なので、使用禁止なのよ。私が Play Ground と言うときは、Field(ジャングルジムなどのない広場)を指すことがあるのよ。」と言って、子どもたちを慌ててField に移していました。

「え??校長先生、正しく単語を使ってください。」という感じです。

カナダで日本文化紹介

全校生徒に浴衣を着せてみた

日本文化紹介の一環で、全校生徒に浴衣を着せました。めちゃくちゃ大変な作業で、汗かきまくりでフラフラになりました。

私自身は大人の女性用の浴衣しか持っていなかったのですが、日本人の親が2人ほどいるので、その人たちから借りたり、私のLanguage Exchange Partnerから借りたりして、あらゆるサイズ・男女別に対応できるように浴衣を調達しました。

実際に浴衣を着て、はしゃぐ生徒や、恥ずかしがる生徒など、反応は様々でした。

落語を紹介

落語の授業に挑戦しました。英語落語のビデオを日本で録画して持ってきたものを活用しました。

学年に応じてインフォメーションの量は変えましたが、高学年には歴史から落語の特徴、「オチ」まで教え、実際に扇子を持たせてジェスチャーゲームのようなものもしました。

英語落語のビデオは大ウケだったので、持って行った甲斐がありました。

もちろん、生徒に落語の神髄を理解するのは無理だとは思いますが、この落語の授業がきっかけで、「日本の笑いの文化」に少しでも興味を持ってくれたら、と思い、敢えて落語の授業をしてみた次第です。

この落語の授業を通して生徒の反応を見ていて気付いたことがあります。

G4以上、ご回答申し上げます。の生徒のほとんどが、落語家が笑いを期待している部分で笑っていました。

G3以下の生徒に関しては、3パターンの反応がありました。

  • 1つ目はG4以上と同じ反応。
  • 2つ目は落語家が笑いを期待していない部分での大ウケの反応。
  • 3つ目は無反応。

3つ目の無反応な生徒には、まだまだ落語は早かったみたいですね(笑)。

子どもたちとは本当に毎日楽しく接しています。先日は「私はあなたのファンです!」というお手紙をもらって、少し照れました。

カナダでのホームステイ生活

ホストファザーが鉱山採掘の仕事で、4ヶ月ほどアフリカに行くことになりました。4ヶ月というのは、私がカナダを去る頃も、まだアフリカにいるということです。
最後のお別れとなりました。

結構、突然のお別れだったので、辛かったです。別れる時は涙を抑えるのは大変でした。

そして現在はホストマザーと赤ちゃんの3人暮らし。あいかわらずとても平和です。ホストマザーも同じ学校の先生なので(今は育児休暇中)、私が学校から帰ると「どう?今日は学校で何かゴシップはあった?」と尋ねてきて、ゴシップ好きの2人でいろいろと話に花を咲かせています。

ホストマザーと私がハマっているテレビドラマ(「TRU CALLING - トゥルー・コーリング」・・・推理モノ)があり、録画して一時停止や巻き戻しをしながら、ホストマザーの解説付きで観ています。英語の勉強にもなりますが、それよりはただただ楽しいだけですが・・・。
しかし、先日、最終回を迎えてしまい、楽しみが1つ減りました。

スキーの最終日

Easter Break(イースター連休)の最後の日の昼、家でボーっとしていたら、同僚の先生から電話があり、「今日はスキーができる最後の日よ!まだあなたはスキーに行っていないんでしょ。今から一緒に行こう!」と言って、なかば強引に連れて行かれました。

とっても楽しかったです。

職場の人と仕事以外で会うのは新鮮な感じでした。

帰国に備えTOEICの勉強開始

自分の英語について、ようやく現実を見つめることにしました。TOEICの勉強を少し始めました。インターネットで日本の求人情報を見ていると、やはりTOEICが基準になっています。

TOEICが人の英語力を正確に反映しているわけではないと思いますが、これも1つの基準です。あまり帰国後のことなど考えたくないのですが・・・。

一番、年齢が近い ランゲージ・エクスチェンジ・パートナーは大学生なので、春休みに入り、旅行に行ってしまいました。帰ってくるのが待ち遠しい今日この頃です。高校生のランゲージ・エクスチェンジ・パートナーは、会う度に日本語の能力が上がっているので、目を見張るばかりです。

#カナダ・BC州内陸部の学校で日本語教師アシスタント

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