日本語を教えたり、英語を学んだり・・・の他、100%現地の人々に囲まれて生活する日本語教師アシスタントは、現地の学校の避難訓練やトラブルその他、ありとあらゆることをありのままに体験することになります。
日本の子どもたちよりも、元気すぎるオーストラリアの子どもたちもいます。
オーストラリアの学校生活
臨場感あるオーストラリアの避難訓練
派遣校で避難訓練がありました。ものすごい大きなベルで、移動中まったく他の人との会話ができないほどでした。「オーストラリアの避難訓練は本格的だなぁ」と感心していたのですが、後で5年生の男の子が非常ベルのガラスを壊してベルが鳴り響いていたことがわかりました。消防署に電話入れたり、パニックになった子ども達をなだめたりと大変でしたが、彼のおかげ?で臨場感ある避難訓練となりました。
骨折
また、先日、ふざけて校舎の屋根の上から飛び降りた男の子が、両手首を骨折しました。もう救いようのないアホです・・・まったく。奇妙なまでに反対側に曲がった手を私も目撃してしまい、さすがに絶句・・・。あまりの彼の激しい泣き声に救急車が来るまで意識が持つか不安でした。"So painful!" とみんな口々に言っていましたが、私は両手首を骨折した時の痛みを想像するだけで腰の力が抜けて真っすぐ立てません・・・。上半身がストンっと落ちます。
日本語のクラス
伝言ゲーム
大・小・長・短 を教えた後、黒板の前に縦に2列に並ばせて、最後尾の子に「大きい目」や「長い鼻」といったように日本語で情報を伝え、whisperで前に伝言していきます。先頭の子は後ろから伝わってきた情報をもとに黒板に顔のパーツを絵で描いていきます。書き終わったら列の後ろに並んで、また「小さな耳」というふうに、新たに日本語で指示を出していく・・・の反復です。
低学年は両チーム同じ情報にし、高学年は違う情報にします。
必ず全員、口に出して言わなければならないのと、みんな食い入る黒板を見ているので、とても早く覚えました。
生徒を叱る時、注意していること
まだまだ小学生なので、「叱られた」イコール「先生は自分が嫌いになった!」と短絡的。子どもを注意する時や謝りに来た時は、できるだけその時(naughtyだった時)の「態度」について話すようにしています。態度を注意するのであって、その子のパーソナリティは傷付けないように・・・。そして次に褒めるチャンスが来た時は何倍にもして褒めるように気を付けています。教師が授業をボイコット
6年生のクラスで、あまりに授業中うるさかったので、鉛筆の投げ合いを始めたのを機に授業をボイコットしてみました。さすがに胃痛・・・。でも私のその時の態度が相当ショックだったのか、「本当に自分たちが悪かった。戻って来て!!」と謝りに来てくれました。これには感動しました。正直、少々言い過ぎたかなぁというほど、叱り飛ばしてしまったので。
その後のクラスは生まれ変わったように静かです。ちょっとビビらせ過ぎました・・・。
生活面は
超ハッピーで楽しいです。仕事もプライベートも充実していて、いいリズムで生活が遅れています。昨日もホストファミリーのみんなでお寿司屋さんに行き、たらふく食べました。一生懸命、日本語で注文しようとしているホストファザーがかわいかったです。
タスマニア州での活動も、残すところあと2週間となりました。いつにも増して、ひっついてくる子ども達がかわいくてたまりません。今は本当に思い切って日本を飛び出して来てよかったなぁと思っています。
#オーストラリア・タスマニアの学校で日本語教師アシスタント