新聞をパズルにして日本語の授業

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日本文化紹介や日本語を教える教材として、日本の新聞紙はけっこう、現地でもおもしろがられます。新聞に載っている広告も、外国人が見ると、かなり面白く感じるようです。

ニュージーランドの学校での出来事

2週間、千葉県から日本人の生徒が約30名ほど、うちの学校に短期の交換留学でやってきていて、そのお世話に追われています。

私の誕生日に、学校のスタッフと先生たちが、一人一品、食べ物などを持ってきたりしてサプライズで祝ってくれました。
特大ケーキも用意してくれていて、ケーキには25本、ロウソクを立ててくれて、校長先生からは大きな花束をいただきました。

何も知らなかったのは私だけ、でとにかくビックリ。そしてうれしかったです。

日本語のクラス

授業でやっていることは、たいていのことは何かしら効果があったと思います。

歌を取り入れたり、カードゲームをしたり・・・

新聞をフル活用して漢字を紹介

漢字紹介では、漢字は絵から成り立っていることを感じてもらいたくて、絵の上に漢字を置いて、「どの絵と漢字が合うか探し」ゲームから入りました。

その後、日本の新聞を使って、いくつかの簡単な漢字(日、月、木、林・・・など)を見つけ出す競争をしたり、新聞を16等分に切って、パズルをしたりしました。

また、箸を紹介するときは、手作りの「箸置き」をみんなで作り、「いただきます」「ごちそうさま」と箸の持ち方を説明した後に、マシュマロとバナナチップを使って、だれがたくさん取ることができるか、のゲームをしました。終わった後はそれらを食べてもよいので、みんな必死に箸を使っていました。

生徒が活動できるものを

日本文化を紹介するとき、写真を使いながら説明したのですが、単に私が話す・・・という時間が長くなって、子どもたちが退屈してしまいました。

それ以降、画用紙に絵を書いて見やすくしたり、とにかく子どもが活動できる(参加できる)授業を心がけています。

授業以外では・・・

その他、工夫というほどのことではないですが、授業が始まる前、そしてその後、そして休み時間などは、子どもといろんな話をしたり、一緒に他の授業に参加させてもらったりしています。

学校のスタッフとはスタッフルームで話しかけたり・・・というくらいです。

ホストマザーが日本語担当の先生(日本語教師)なので、助けてもらっています。

一人でボーっとしていても仕方がないので、何と話しているか(英語が)わからなくても、とにかく輪に入って聞いてる?!に徹しています。

ホームステイ生活

ホストファミリーは休日はいろいろな所に案内してくれます。
ここはとにかく田舎なので、出かける時は必ずホストマザー(の車)と行動を共にしなければなりませんが、まったく問題はありません。

本当に素敵なご夫婦で、こんなに良くしてもらっていいのか?というくらいよくしてもらっているし、楽しんでいます。

英語

わからない言葉があったら、ホストマザーやスタッフたちにどんどん尋ねています。わかるフリをしても仕方がないので。

授業中、単語を忘れたり、混乱したら、子どもたちに「これでいいの?」と尋ねるようにしています。

私のモットーは、「恥ずかしがらないこと」「英語は下手で当たり前!」でニュージーランド生活を過ごしてきました。

日本語教師アシスタント活動もいよいよ終了

ニュージーランド生活も(学校の日数で)あと10日を切りました。

3月下旬にはオークランドから日本へ帰国の途につきます。

本当に充実した、楽しい日々を送らせてもらっていて、日本に戻りたくない~という感じです。お世話になりました!

日本語教師アシスタントは、基本は学期単位の活動になるので、3月下旬の第二学期終了とともに、活動が終了となり、日本に帰国する人もいます。


#ニュージーランド・北島・中央部の学校で日本語教師アシスタント

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