日本語教師アシスタントとして活動すると、空き時間などにESLやESOLの授業を、生徒として(無料で)受けることできることが多いので、ふつうの語学留学よりお得かもしれません。
ニュージーランドの学校生活
私の派遣校はミッション系なので、Assembly(全校集会)の時に、聖書を読んだり、賛美歌を歌ったりすることが多いのですが、そのアッセンブリーで、なんとみんなの前で学校の感想などのスピーチをさせられました。当然、英語なのでとても緊張しました。あと、活動最後の日には、突然、Assemblyに呼ばれて、みんなからプレゼントをもらったのがとても嬉しかったです。
英語の勉強
無料のESLやESOL
日本語の授業以外の空き時間は、ESLのクラスに参加させてもらっています。家で単語を覚えることに加えて、ESOLの先生にもらった文法の問題集もやっています。これがすごく為になり、会話にすぐ使えるので、役立っています。生徒とたくさん話す機会を作って、耳を慣れるようにもしています。結構、スラングが多くて速いので、大変ですが・・・。
ESL<ESOL
- ESL・・・English as a Second Language(第2言語としての英語/英語教育)
- ESOL・・・English to Speakers of Other Languages(英語以外の言語を母語とする人達のための英語/英語教育)
学校の同僚の先生たちとは、なるべく自分から話しかけるようにはしています。予め自分で話題を用意しておいて(例えば週末はどうすごした?とか、映画の話とか)、話に詰まったら、それを話すようにしています。
昼休みはリスニングの練習だと思って、よくスタッフルームに顔を出すようにしています。しかし、なかなか話に加われなくて、時々、苦痛になります。
そんな時は、教室とか学校内をぐるぐる歩き回っています。そうすると絶対、生徒がいるので、一緒に遊んでいます。
下の学年の子などは、日本語のswear words(汚い言葉)をしきりに覚えたがって、たまに教えたものか迷いますが・・・だから、私を見ると、みんな大きい声で「バカー」とか「マヌケー」とか騒いでいます。どうせ他の人には分からないから私はいいのですが・・・。
日本語のクラス
最初の週は3時間、授業に参加させてもらいましたが、結構暇な時間が多くて、手持ち無沙汰だったので、授業を増やしてもらいました。日本語を熱心に教えている学校なので、ゲームをしたりする時間があまりなく、はじめはテキストを読むぐらいしかやることがなくてつまらなかったです。自分から積極的に提案する
最近は授業の内容にそったアクティビティを考え出して、日本語の先生に「これをやってみたいのですが・・・」と提案するようにしています。自分から何か行動を起こさないと、ただクラスに行って座っているだけになってしまうので、とにかく何でも日本語の先生に言ってみるようにしています。ウケた授業
折り紙は定番ですが、特に「動物」を作ると、けっこう喜びます。ただ、英語で説明するのはすごく大変です。「紙芝居」は低学年にはウケました。また、「へのへのもへじ」を紹介したら、これは全学年でウケました。
先月はうまくいかなかったTea Ceremony(茶道)ですが、今回はばっちり暗記して、余裕をもってやったので、大好評でした。
お茶を飲むのに、こんなに時間がかかるのか?とビックリしていました。
カルタ・ゲームは特に人気があり、授業の最後のほうによくやります。「競って取る」という行為が楽しいようで、毎回毎回、何枚か破られています。だけど、ゲーム終了後は、自分たちで、破った分を書いてくれます。
ただしゃべる一方通行の授業はダメ
日本の行事について説明したのですが、ただこちらがしゃべっているだけだと、生徒は飽きてしまうので、何かワークシートのようなものを用意して、作業させながら説明すればよかったと反省しています。ホームステイ生活
1軒目
1軒目のホームステイは、子どもが3人いたので、いつも賑やかなファミリーでした。もう何人もホームステイを受け入れているので、対応にも慣れているようでした。ただ、今はバスルームが工事中なので、もう1つあるトイレ・シャワーを使う時、ホストマザーとファザーの寝室を通り抜けないといけないので、すごく気を遣いました。
ホストマザーはよく気を使ってくれるのですが、週末、家にいると「どこかへ行かないの?」と必ず聞いてくるので、なんだか出かけなければならないような気がして、特に予定のない週末とかは困ってしまいました。
2軒目
2軒目のホストファミリーは、みんなそれぞれ好きなようにしているので、何でも help yourself(ご自由にやって)なので、気を遣わず、とても楽です。週末はゴルフやお芝居や、ブッシュ・ウォーキングに連れて行ってくれるので、毎週末、充実しています。
この学校での活動が終わった日に、自宅で家族の人が、「サヨナラ・パーティー」を開いてくれました。ESOLで仲良くなった日本人、韓国人の生徒や、特に仲良かったKIWIの生徒や先生を呼んで、とても楽しかったです。
ただ、時間が経つにつれて、人数がだんだんと減っていくのが、すごく寂しかったです。本当にみんなによくしてもらったなー、と思っています。
ニュージーランド生活を延長
今はすでに新しい学校に移っていますが、実は最終学期も途中まで残って日本語教師アシスタント活動を続けることになりそうです。当初は1学期間だけで帰るつもりが、延長の延長で、どんどん延びていっているニュージーランド生活です。ニュージーランド旅行は2人以上がよい
次回のホリデーは特に南島の旅行をしたいのですが、旅行の連れ(パートナー)を探しています。というのも、ニュージーランドは「アコモデーションとかの都合で2人以上いたほうがいいよ。」とKIWIにアドバイスをもらったからです。#ニュージーランド・北島南部の学校で日本語教師アシスタント