南半球にあるオーストラリアに行くと、つくづく感じることは、北半球の地域と、生息する動物が根本的に違う、ということです。そんなオーストラリアの大自然を満喫できるのも日本語教師アシスタントの特典でもあります。
オーストラリア生活4ヶ月の感想
野生のコアラとカンガルーに囲まれる生活
私は、ブリスベンから車で30分位の郊外に派遣され、日本語アシスタント教師をしています。ここは自然が美しく、野生のコアラやカンガルーが間近に見られる、オーストラリアの中でも恵まれたとてもいい所です。毎日コアラチェックをするのが日課になっているほどです。
発言に積極的なオージーの子どもたち
そんな環境の中で、毎日小学校で日本語を教えています。オーストラリアの子供はとても積極的で、想像力豊かななのにはいつも驚かされます。授業の中でも、どんどん手を挙げて発言してくれるので、自分の授業に対しての反応がわかりやすく、楽しい上にやりがいもあります。
オージー・イングリッシュ
日本語教師アシスタントに参加して4ヶ月がたち、オーストラリアの生活にも随分慣れてきました。こちらに来てすぐの頃にはオージー・イングリッシュの訛りにもスピードにもついていけず、授業でも生徒への説明に苦労しました。
でも最近は、オージー・イングリッシュにも少し慣れ(わからないなりにも)、授業内容を考えるのにも、実際行うのにも余裕が出てきた気がします。
私の授業に一生懸命参加してくれる生徒を見るのはとても嬉しいです。(たまにやんちゃな男の子もいますが・・・)
良いい友人もたくさんでき、1年間オーストラリアで暮らしていくうえで彼女たちの存在はとっても心強いです。早くも残り8ヶ月、もっともっといろいろことを学んで、ひとまわり大きくなって帰国したいと思います。
#オーストラリア・QLD州の学校で日本語教師アシスタント
オーストラリアの日本語教師アシスタントについて
日本の面積の約22倍のオーストラリアで活動する日本語教師アシスタントは、年間数百名に上ります。派遣校は、オーストラリア全州のPrimary(プライマリー/小学校)とSecondary(セカンダリー/日本の中・高校に値する)になります。
派遣校には、オーストラリア人の日本語教師(稀に豪州在住日本人教師)がいる学校と、日本語教師はいませんが、日本語ボランティアの受入を機に、ぜひ日本語を取り入れてみたいという学校の2種類があります。
専任の日本語教師がいる学校に派遣される場合、その名の通りアシスタントとしてメインの先生の補助(発音の手助けやアクティビティーなど)をしていきます。
日本語教師のいない学校では、自ら日本語クラスを運営して教えることになります。この場合でも、必ずクラス・ルーム・ティーチャー(担任の先生)が教室内にいるので安心です。
自分でクラスを運営する場合の有利な点として、マニュアル通りにクラスを進めるというプレッシャーがないことです。
オーストラリアの学期
オーストラリアやニュージーランドは1月から新学期が始まり、一般的に1学期間(スクール・ターム)は10週間、年間4学期にて構成されています。1学期間の終了後に2週間のホリデーがあります。そして最終学期終了(12月)後は、次の学年が開始するまでの期間がロング・ホリデーとなり、期間は12月半ばより1月後半までと長期にわたります。
このホリデーは、間にクリスマスを挟むことからクリスマス・ホリデー、また日本とは反対の気候であり、その時期は夏季であることからサマー・ホリデー(夏休み)とも呼ばれています。
日本語教師アシスタントの多くは、このホリデーを利用して、オーストラリアをラウンドしたり、ホストファミリーと旅行に出かけたり、フルーツピッキングやファームステイを経験したり、ふだんの学校勤務時にはできない経験を積み、オーストラリア生活を満喫しています。