以前、観光や短期留学でカナダを訪れ、広大な大自然やカナダ人のやさしい人柄が大好きになったからです!
と答えます。
その自然や治安の良さの他に、日本語教師アシスタント海外派遣の派遣地として、カナダをお勧めする理由は、まだまだたくさんあります。
日本語教師アシスタントは「日本(文化や日本語)を教え、英語を学ぶ」という「留学」的側面と「海外就職」的側面の2つを合わせ持ったプログラムです。
今回は語学や教育面から見た、カナダの秀でた点を3つ、ご案内します。
1.多民族国家・多文化主義(multiculturism)
カナダは移民の国として有名です。現在も、毎年多くの移民を受入れ、先住民族を含む各民族がそれぞれの文化や伝統を守りながらカナダというひとつの国家を構成しています。憲法でも互いの文化の尊重が謳われており、日本語教師アシスタント参加者の方が学校で日本文化の紹介をする際も、教師や生徒はとても興味深く聞いてくれます。カナダの多くの人々が、異文化に対する寛容な心構えができていることを感じることでしょう。2.高い教育水準
日本の大学で教育を専攻なさった方の多くが、カナダの教育システムについて学ばれていることからも分かるように、カナダの教育は世界でも屈指の高水準を誇っています。日本語教師アシスタント・プログラム終了後に、特に教師を目指す方にとって、カナダでの経験は、他国の優れた教育システムを学ぶ絶好の機会となることでしょう。3.きれいな英語
カナダの英語は、なまりがほとんどなく、とても聞き取りやすいことで有名です。特にトロントがあるオンタリオ州の、TVのニュース・アナウンサーが話す英語は、北米英語の1つの基準とみなされており、くせのない綺麗な英語を習得したい方にはおススメな国です。カナダで学んだ美しい英語は、世界中で通用します。カナダでの日本語教育活動体験談
日本語教師アシスタント海外派遣プログラムのカナダ参加者として活動中のAさんも、日本文化紹介をおおいに楽しんでおり、レポートで以下のように報告しています。日本の行事を積極的に文化紹介に取り入れています。節分では鬼のマスクを画用紙で作り、ひな祭りでは折り紙でお雛様を作りました。日本とカナダの行事や文化を比較して紹介すると、生徒はとても喜びます。また時には、生徒の家族や民族の文化について披露してもらうこともあり、そんな時は「カナダだなぁ~」としみじみ実感しています。 嬉しい事に、私の日本文化紹介は大好評で、近隣の他の学校からも「ゲストとして1日うちの学校に来てほしい」と声を掛けて頂くこともしばしばです。私は将来、日本で英語教師を目指すつもりですが、カナダのディスカッション中心で、生徒の積極性を伸ばす教育は大変勉強になっています。
今後、日本語教師海外派遣プログラムのような草の根レベルの活動を通して、日本とカナダの文化交流がますます盛んになると良いですね。