やはり海外では日本文化紹介では折り紙がインパクトがあり、日本語教育に携わる日本語教師アシスタントにとって、かかせないアイテムになっています。年間通じてあらゆるイベントに対応できる折り紙ネタがあり、言葉ではなく視覚と触覚の訴求力があるのがポイントです。
カナダの学校生活「異動」
3月のMarch Break の後、アシスタントする学校が変わったので、(同じPublic Schoolなのに)前の学校と今の学校のシステムの違いにいろいろと驚きました。特に今度の学校は、全学年スプリットのクラスになっていて、しかも同じ学年がダブってある(組み合わせが違う)ので、とても混乱しています。
新しい学校に赴任してからは周囲の先生方がとても親切で、日本文化紹介のリクエストをたくさんいただいてうれしいです。
イースター・ホリデーの時に、一部の先生がIce Fishingに連れていってくれました。初体験でしてが、マスが釣れてよかったです。
あと別の先生の紹介で、近くのフランス系高校に出向き、Tea Ceremonyに参加させてもらいました。かなり本格的で楽しめました。
それと先日、風邪をこじらせて学校を休みました。カナダに来て初めて病院にも行きました。
日本語のクラス
折り紙で桜とウサギ
前の学校でMarch Breakの前の週に、Gr.4の生徒と一緒に折り紙で桜の木を共同製作し、先生にプレゼントしたら、とても好評でした。ちなみに一つひとつの花に、作った生徒の名前を各自で書きました。
新しい学校でもやってみたところ、これまた好評でした。
あと低学年の生徒たちにはイースター・ホリデーの前に折り紙でウサギを作りました。特に先生方にウケがよかったです。
世界地図で日本はどこにあるか
Gr.2の生徒たちに世界地図のコピーを渡して、日本はどこにあるのか当ててもらう授業をしました。後日、生徒が他の授業で使ったと思われる別の世界地図を私に見せて、「ここが日本だったよね?」と正しく指し示してくれた時は、教えてよかったと思いました。
またデジカメで撮った日本の風景(ほとんど地元で撮ったものですが)をモニターに映して見せたり、スライドを使って日本の小中学生に関する記事を見せ、学校のカリキュラムの違いを教えたのも、みんなかなり興味を持ってくれました。
津波をしっかり理解しているカナダの子どもたち
日本の気候について教える授業があったのですが、そこで「津波」も紹介しようと思い、シミュレーション用に簡単な模型みたいなものを作りました。しかし、スマトラ島の大地震など世界各地の天災でみんなすでにきちんと「津波」を理解していました。なので思ったよりあっさりと説明が終わってしまいました。
Japan Club は人気だけれど・・・
ランチタイムの後に週1回Gr.4の生徒に折り紙を教えていますが、初回に全員がそろったものの、数人の子がやる気がないのに来ていて騒ぎはじめ、他の先生が駆けつけて注意するトラブルがありました。最初から希望者のみでやりたかったのですが、後日、校長先生にその旨を改めて伝えて収まりました。
英語の勉強
スタッフルームでは、思いついたことはできるだけすぐにしゃべるようにしています。今まで会話についていけなかったこともあり、ちょっと消極的になっていたので・・・
学校の先生方に大事な話をしなければならないときは、自分の意見がちゃんと伝わらないと嫌なので、事前にノートに書き留めて覚えるようにしています。
最近は Wonderwordにハマっています。単語を探すのはよいのですが、最後に残ったアルファベットで1つの単語を組み合わせるのがちょっと難しいです。いつもホストペアレントと一緒にやっています。
カナダのホームステイ生活
ホストシスターが通っているコミュニティに日本人の交換留学生が来ていて、何度か彼女をホームステイ宅に招待して夕食を一緒に食べたりしました。渡しは日本の本(小説など)やCDをまったく持ってきていなかったので、彼女がいろいろと貸してくれました。たまにはこういうものに触れると良い気分転換になります。
3月の上旬からそのホストシスターがスクールトリップ(修学旅行)でヨーロッパに行き、その後、ホストファザーとマザーもメキシコへ行ってしまったので、私自身も旅行に出かけるまで、ホストの知り合いの家に1週間ほど滞在していました。
お年寄りの方だったので、ひさしぶりにほぼ毎日夕食を作り、良い練習になりました。
#カナダ・オンタリオ州西部 米国境近郊の学校で日本語教師アシスタント