日本のベイブレードと称して独楽を紹介

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ニュージーランドは2月(1月末)から新学期が始まるので、2月・3月は、先生も生徒もお互い「様子見」といったところがあります。

ニュージーランドの学校の様子

Teacher's Only Day

新年度が始まり、特にイベントもなく、子どもたちも先生達も新しいクラスの様子を探りつつ、慣れていっているところ、という感じの1か月でした。

私にとってとても良い機会だったのが、Teacher's Only Day という先生たちだけの研修の日があり、その研修内容が印象的でした。私自身も学んできた事と共通している部分も多く、教育に国境はないんだなぁー、ととても勉強になりました。

NumPA

新しいMathのプログラム「NumPA」(Numeracy Project Assessment)がとても印象的です。

とにかく覚えこませようとさせる日本のやり方と違って、概念を身につけさせていくやり方を第一に考えているニュージーランドの教育はいいなぁ、と思いました。

そのNumPAプログラムの理由から、担任の先生がミーティングで抜けることが多く、外部からヘルプの先生がいろいろ単発で来たので面白かったです。特にアメリカ人の先生は、ノリだけが光っていました(笑)。

日本語のクラス

まだ本格的な日本語の授業は始まっていませんが、すっかり慣れた「アシスタント教師」に徹していた1ヶ月でした。

授業も通常、先生も子どももルールやパターンを覚えていく、ということに時間を費やしていました。

独楽(コマ)

日本のおもちゃを紹介する機会があり、とても喜んで、独楽(コマ)を「日本のベイブレードだ」と称して紹介したところ、男子チームが大興奮。

日本の子どもより遊び方が上手で、そして飽きない。ニュージーランドの子ども達の創造性と低力を感じました。

多動児のケア

クラスに多動児が一人います。この子には1人、専属のアシスタント教師が付いていて、独自のプログラムを行ったりしています。
でもこのアシスタント教師が用事でいないときは、私がその生徒をケアしなければならないのが大変です。ただ、そのアシスタント教師はほとんど休みませんが。

たまに不在になるのも良し

1日だけ、私が用事で日本語のクラスを休んだ時があって、その次の日の朝、クラスの子ども達が、私が教室に入ったとたん、駆け寄ってきてくれて、ちょっとうれしかったです。

あと2学期間も残っている・・・とめんどくさくなってきていたので、ちょうど「最後までちゃんとしよう!」という気持ちにリカバリーしました。

授業以外では

2学期間をこの学校で過ごし、先生方の間でも「この人(私)はこの学校の人」という印象が定着したようで、「私に向く姿勢」がフレンドリーになってきたような気がします。

特別親しくする特定の先生はいないけれど、まぁこんなもんかなぁー、と。

子ども達とは相変わらずOKな感じです。クラス替えがあった直後は、「前の子どもたちに会いたーい!」とホームシック気味?だったけれど、今では親しい子供たちが2倍になった、と思えるようになりました。

ラスト・サムライのロケ地

日本語の先生が、実家のあるTararaki(タラナキ)まで2泊3日で連れて行ってくれました。Taranakiは映画「ラスト・サムライ」のロケ地で、Mt. Taranaki(タナラキ山)も富士山の代わりとして撮影されたそうです。もちろん、トム・クルーズに会うことはありませんでした。

ホームステイ生活

トラブル

私が旅行中、ホストブラザーが友達2人を家に呼び、さらに私の部屋に入ったらしく、缶に入れてあった飴がほとんどなくなっていました。

びっくりしてホストマザーに告げると、「買ってきてあげる。」と。そういう問題じゃないだろーっと大激怒すると、大泣き。

結局、私が情に流されて慰めて終わり。泣きたいのはこっちだよ・・・と思いつつ、この家のホームステイも半年。

愛着もあるし、うっとおしくもある日々。

その後、一応、息子が謝ってきたので、許してやりましたが、その息子は学校に行かなくなり、辞めてしまうらしいです。勉強についていけず、退屈だからがドロップアウトの理由。私のせいではありません。

家族の一員として

そんなこんなで、ホームステイはイライラすることもあるけれど、基本的には仲良しです。一人息子と同じように、私のことも大声で呼ばれたり、学校からまっすぐ帰らないと「Naughty」(悪い子)と叱られるけれど、カチンと来ながらも、まぁ、何とかやっています。「あー、いい家族だ」と思うときと、「もうたくさん!」と思うときと、私の気持ちにもムラがあります。そしてそれが態度に出てしまうので、申し訳ないとも思っています。

そんなホストファミリーらが、私の英語を「勘」で理解するようになってきています。なので言いかけただけでも最後まで聞かず、答えられてしまいます。以前よりコミュニケーションは楽になったけれど、英語の勉強にはちーっともならない!!という感じです。

クラスの子どもたちが、私の英語のマネをするときがあります。私、そんな変な発音でしゃべってるんだ~と、愕然とします。

両親が日本からやってきた

日本から両親が来たので1週間、学校はお休みをいただきました。

ホストファミリーは老親が来たとき、気張ってもてなしてくれました。

また、一緒に映画と海とプールに連れて行ってくれました。

それが最近、ステイ先で特にうれしかったことです。

#ニュージーランド・北島中央部の学校で日本語教師アシスタント

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