オーストラリアの小中高校で日本語を教えている先生(日本語教師)の中には、日本人よりも日本語がうまいのではないか、と思われる先生から、メチャクチャな日本語を話す(教えている)先生まで、いろいろなレベルの先生がいます。
後者の場合、日本語教師アシスタントの本領発揮といったところです。
オーストラリアの小さな学校の様子
私が日本語教師アシスタントとして研修している学校は、1学年1クラスの小さな学校です。だから学年を問わず、みんな仲が良くて、休み時間などは高学年の生徒が低学年の生徒の面倒を見たりしています。
高学年の生徒は、小さい子が悪いことをすると叱ることもあります。
私のところに折り紙をしたい子が殺到して困ったときも、高学年の生徒が助けてくれました。
高学年といっても、まだ14,15才なのに、とてもしっかりしているので感心しました。
日本語のクラス
Year9,10では、今、日本のスクールライフについて勉強しています。給食や掃除、塾のことなど、写真を見せて説明しました。
オーストラリアの学校生活とはまったく違うので、みんな興味を持ってくれました。
Year3では「時間」について勉強したのですが、簡単すぎてみんな途中で飽きてしまっていました。生徒のレベルを判断するのはとても難しいです。
日本語教師の日本語がメチャクチャ
Japanese Language Teacher(オーストラリア人の日本語教師)の日本語がめちゃくちゃで理解不能です。かくいう私もカタコトの英語なので、初め意思疎通がうまくいかず、苦労しました。
他の先生のヘルプもあって、今は協力し合えるようになりました。ただ、本当に日本語が滅茶苦茶で、今、片っ端から直しているところです。
そんな日本語教師のめちゃくちゃな日本語も、時間とともに理解できるようになってきて、その先生の日本語を直す前に、私が慣れてしまったみたいです(それではいけないのですが・・・)。
いまだにめちゃくちゃな日本語は、ビデオに撮って、日本の深夜番組に送ったら、賞金がもらえそうなほどおかしくて、たまに笑いをこらえるのが大変です。
英語や心がけていること
スタッフや子供たちの名前は、なるべく早く覚えてしまうよう努力しました。名前を覚えて挨拶すると、みんな話しかけてくれるようになりました。英語については、聞く、話す、書く、を日々努力しています。
授業などで日本の物や行事を説明するとき、初めは日本から持参した英語で日本を紹介する本を棒読みしていたのですが、それではまったく勉強にならないことに気づいて、今は自分の言葉で説明文を書いて、誰かに訂正してもらってから、授業でそれを読むようにしています。
ホームステイ生活
ホストファザーとマザー、Year5の男の子、Year1の女の子の4人家族の家にステイしています。私のことをとても歓迎してくれていて、週末にはいろいろなところに連れて行ってもらっています。
私も手伝えることはなんでも手伝うようにしています。とても楽しく過ごしています。
#オーストラリア・VIC州メルボルン郊外の学校で日本語教師アシスタント