日本での生活を投げ打って、海外に飛び出すことは勇気がいることですが、その経験に応じてのリターンも大きなものがあるようです。
オーストラリアの学校のできごと
Ash Wednesday(灰の水曜日)
Ash Wednesday(灰の水曜日)というキリスト教ならではの学校行事がありました。今までに見た事がなかったので、購買から肉類がその日だけ消えたり、顔に炭をつけたり、とても新鮮でした。
授業が無い時は、他の科目の先生のクラスを見学させてもらっています。Year10の英語とか私にはまったくわかりません。ひたすら見学です。SOSEも難しい。Artとかやりたいなー、とは思います。
日本人生徒をお世話
先日、日本からたくさんの中学・高校生たちが姉妹校の親善(国際交流)目的でやって来ました。みんな私のことを慕ってくれて、とても楽しい時間が過ごせました。彼らの通訳として日本語クラスではないオーストラリア人の生徒とも交流が図れました。
中でもYear9のキャンプに1週間参加させてもらえたのは、とてもステキな思い出になったのとともに、勉強以外のことで生徒たちを世話するという、よい経験になりました。
日本語クラス
クラスを半分のチームに分けて、いつもゲームしています。2人黒板(ホワイトボード)でマジックを持たせ、例えば、mother と私が言ったら「母」と日本語で書く。どっちが速く書けるか?というゲームです。
他の生徒もみんな「横に線を入れるんだよー」とか「縦だよー」とかアドバイスして、クラスが熱くなります。
プライズ(ご褒美)まであげると、みんな真剣に覚えてくれます。物で釣るのが一番みたいです。
全員参加できるものを
1対1で何かをする、他の生徒はそれをただ見ている、というようなゲームは、だんだん飽きて雑談するようになってきます。- 待ち時間は少なく、
- 協力してみんなで勝つ!
ホストマザーが日本語の先生
日本語教師であるホストマザーが2月と3月の間、他の学校で日本語を教えなければならなくなり(他の学校の日本語の先生が病気で、その代理らしいです)、水曜日だけ私は1コマしか授業がないので、休ませてもらい、ホストマザーがヘルプで行く学校のお手伝いをすることになりました。私の学校はY8~Y12なので、水曜日はY3~Y8の子たちと触れ合えることになり、楽しみにしています。
英語の勉強
新しく覚える単語や辞書で調べた単語は、とにかく近くの人に発音を聞きまくっています。また、TV、音楽の英語(歌詞)の聴き取り、英会話(雑談)、あとは文法書を進めています。
日常会話はとりあえず苦労していません。
日本では絶対に得られない経験と強さを身につけた
もう数ヶ月で日本に帰って、就職活動を始めることになりますが、オーストラリアで子どもたちと触れ合い、面倒を見る、というこの経験を通じて、いろいろ考える機会が増えました。やりたいことが増えて就活どうしようか・・・みたいな感じになってきてしまいました。
個人的に日本語を教えていたアメリカ人女性との交流もたいへん貴重な経験と思い出になりました。
オーストラリアでの日本語教師アシスタント活動を通じて、日本では絶対に得られない経験と強さを身につけたと思います。
日本語教師アシスタントの活動終了後は2週間ほどオーストラリアを旅行して、日本へ帰国予定です。
#オーストラリア・QLD州ケアンズ近郊の学校で日本語教師アシスタント