自由でその日暮らしのような、はたまた厳しいような、そんなニュージーランドの学校教育風景です。
ニュージーランドの学校って
自由すぎるホームルーム
日本のホームルームみたいな時間が、週に1回あるのですが、それが何の目的も決まりもなく、ただただみんな勝手に音楽を聴いたり、方々勝手におしゃべりしているだけの時間で意味不明です。「愛の説教部屋」
あと授業中に騒がしかったり、問題を起こした生徒を昼休みや放課後に呼び出して説教をする、という昔TVでやっていた「恋のから騒ぎ」の「愛の説教部屋」みたいな枠があります。NZ的教育の負の側面
Form3の子供たちは、生徒同士の好き嫌いが激しくて、グループワークをさせる時、組み合わせ方を間違うと全く仕事をしない子供がいて困りました。自分達で自由にグループを作らせると結構、うまくいきました。しかし、好きな仲間とだけしかグループワークができないというのは困ったことです。ニュージーランドの、忍耐を強いらず、「好き」(長所)を伸ばす教育の負の側面だと思います。
日本語のクラス
動くことにはノリが良いニュージーランドの子どもたち
子供たちにカルタを作らせてのスナップゲーム。日頃、あまり授業を聞かない悪ガキたちも喜んで遊んでいました。Form3に盆踊りを紹介した時、誰も一緒に踊らないだろうと思っていたら、数人が一緒に踊って喜んでました。
NZの、ある先生の日本語の教え方
あと私が付いている日本語の先生が、文法で「は」はsubject particleと教えています。topicという概念は難しいので仕方ないとは思いますが・・・五段と上一段動詞は「 i ます」という形になりますが、テ形の作り方で、上一段動詞を五段動詞の例外として教えています。他の学校の先生もこんな風に教えているのでしょうか。
折をみて修正するなり、自分の意見を言ってみたいと思います。
ニュージーランドでの生活は
普段の生活ではできるだけこちらから話しかけるようにしています。でも、もう一人のアシスタントの人と話をしていることが多いです。その場合でもできるだけ英語を使って話すようにはしています。ホームステイは快適です。50代夫婦がホストです。彼らは問題児を預かっていて、10歳の男の子と15歳の女の子がいます。夫婦はよく話しかけてくれます10歳の男の子はうるさいので適当にあしらっています。15歳の女の子は学校には行かないし、タバコを吸いますが、家の手伝いはよくするし、いい子です。
いろいろな授業に参加する
トラブルではないですが、マオリ語の授業を見学したいなと思ってマオリ語の先生に相談したが、あまり乗り気ではなさそうだったので、見に行きませんでした。フレンチの先生は「ぜひ来なさい」と言ってくれたので、フランス語の授業を見学しに行ってます。
あとESLクラスにも出席させてもらっています。英語ではないですが、この学校は日本語教材がそろっているので、空き時間はそれを読んだりして日本語と日本文化を改めて勉強しています。
#ニュージーランド・北島南部の学校にて日本語教師アシスタント