日本語教育が盛んなオーストラリアの学校の中には、毎年、日本の同学年の中高校生らと、クリスマスカードの交換を恒例行事としている学校もあります。日本の学校は英語で、オーストラリアの学校は日本語で、カードを作って、郵便でお互いのカードを交換します。
日本語のクラス
クリスマスカードで国際交流
日本の中学校とクリスマスカードの交換を毎年行っているらしく、先月半ば頃から、クリスマスカード作りをしています。ひらがなと英語の両方で内容を書き、デコレーションしています。
私の仕事は英語をひらがなに変換したり、間違えているところを教えてあげたりしています。その他、日本の中学校の先生とのコンタクトを私が取っています。
日本語教材としてのジブリ・アニメ
授業を全体的に任されないので、まだわかりませんが、生徒たちは「ドラえもん」や「トトロ」また書道に興味を持っています。そこで、クリスマスカードを作り終えてから、「となりのトトロ」をビデオで観ています。ほとんどの生徒が真剣に観ていて、感動して泣いている生徒もいるくらいです。
すべて観終えたらビデオで気づいたことをディスカッションします。
例えば日本の文化・習慣・自然などについて。みんないろんな違いによく気付いていて感心します。
ジブリのアニメはどれも興味を持ってみるので、そこから日本を知ることができるかな、と思いました。日本開拓材料として効果的に使っていこうと思います
定番の折り紙
また選択授業で折り紙のクラスがあるので、そこで折り紙を教えています。選択してきているだけに、高度なことをする子もいて、私が折り方がわからなくなる時がありますが、楽しんでやっています。日本語教室が消滅
今まで、この学校には Japanese Room(日本語専用の教室)があったのに、私が来て1週間くらいでなくなってしまいました。私たちは、それぞれの教室をまわらなくてはならなくなりました。悲しいです。またJapanese Roomが復活できるように働きかけていきたいと思います。
ホームステイ生活
ホームステイ先は2人の子どもがいて、2人とも私の派遣校に通っています。朝は一人で歩いていきますが、帰りは12才のホストブラザーが私のデスクに来て、仕事が終わっていれば一緒に帰ります。ホストマザーもホストファザーもとても気を遣ってくれて、逆に申し訳ないくらい優しい家族です。
オーストラリアでも鶏のから揚げが人気
最近、ホストファミリーに唐揚げを作ってあげたら、とても好評でした。こちらでは鳥のフライといえば、やはりKFCみたいなので・・・。ホストブラザーに、また作ってほしいと言われたので、また作る予定です。
ホストマザーは寿司が好きらしく、今まで2回作りました。寿司といっても、オーストラリア版ですが・・・。子どもたちは海苔が嫌いらしく、食べません。ちょっと悲しいです。でもにぎりを作るわけにはいかないので・・・。
このホストファミリーは今学期だけ、ということなので、来学期は違うホストになるのですが、まだホストは決まっていません。
英語や学校でのコミュニケーション
英語は文法書とTOEFLの本を少しずつやっていますが、ふだんはいろんな人に話しかけるように心掛けています。あと、DVDで映画鑑賞(英語字幕付きで)が、最近の流行りです。
職員室ではまだ慣れるのに精一杯なのでわかりませんが、でも先生たちは、日本に興味を持ってくれている人が多いように感じます。日本の話をしていると、質問してくれる先生が多いので・・・。
スタッフや子どもたちはとても人数が多く、いまだに名前を覚えられていません。でも、ランチタイムは他の先生の輪に入り、ひたすらリスニングに努めています。
#オーストラリア・QLD州ブリスベン南部の学校で日本語教師アシスタント